昨日、新温泉町に行きました。

 「バイカモが見頃ですよ。」との情報を得まして、帰りにちょっと寄ってみました。

 バイカモ(梅花藻)とは、湧き水が染み出しているところなど、冷たくて清澄な流水中に生える多年草で、水が汚れると途端に絶えてしまう環境指標植物です。

 岸田川の支流、田君川流域に群生しているのですが、海岸から約4kmほどしか離れていないにも関わらず、標高も十数mという平坦部に、これほどの大群落が見られるのは珍しいとのこと。地元ではここを「バイカモ公園」と呼んでいます。

地元の区長さんにお聞きすると、「ここまでかかるのに10年かかった。台風やなんかでおじゃんになったこともあったしなぁ。」と感慨深げでした。
 信念を持って、積み重ねることが大事なんですよね。