第14回「つどい」の感想

お正月が終わったあと、あっと言う間にまた元のペース。
年々このスピードが速くなっているように思える。
先日も久しぶりに乗ったバスの中で、かなり年配の女性二人が
『成人の日が15日でなくなってから、
お正月明けが、せからしくなったねェ』と言っておられる会話を
耳にして、『まったく同感!』と心の中で頷いた。

そのせわしなくなりかけの14日に第14回「つどい」を開催した。
少し気持ちをゆったりしたくて、音楽を軸にすえて、
常に色々な音楽を流しながら、つどいあった方々で話をした。

今年の4月25日の取組みについての皆さんのコメントには
新たな視点を感じた。
あまり情緒や感情に訴えすぎない取り組みの方が、
当事者以外の方も参加しやすいのではないか?とのこと。
事故を風化させないためには、
 ・直接事故のことを伝えること
 ・直接事故そのものでなくてもいいもの
この二つが必要なのではないか?
直接感情に訴えかけるものは、一時的になりがちではないか?
例えばコンサートなどならば、音楽に興味のある人も参加できる。
社会的な活動ならば、当事者以外の活動者も来やすい。など
今回の取組みには、そういう「余白」が大事なのだと・・・。

回を重ねてきた「つどい」だけれど、一つ階段を登っているような
そんな印象を受けた。