試練ではなく優しさを 〜JR福知山線列車事故〜

JR福知山線列車事故からまる2年。

縁あって、支援への声をかけていただき、少しだけ被害者の方やご遺族の方と
話し合いの時間を何度か持たせていただきました。

今はなかなか時間がとれず、何もお手伝いはできていませんが、
事故の報道はいつもしっかり見て、聞いて、読んでいます。
お会いした方が話されていたり、コメントされているのを報道で拝見すると、
「あー、今はこんな思いをされているのだなぁ」
「あの時はスムーズに話せなかったことを、今はしっかり話されている」など
あらためてお気持ちに触れ、私も思いを新たにしています。

私も、とても身近な人を事故、災害で失った経験があります。
突然自分にとって大切な人を奪われる辛さは、そう簡単に言葉にできるものではありません。
でも、それ以上に、事故や災害は、大きな「試練」を与えます。
「遺族」を背負う重み、世間と自分の時間の流れのギャップ、二次被害・・・

少しでも、その「試練」が、みんなの理解と思いやりで、「優しさ」に変わりますように。。。