北海道の在宅介護にスリーAが活用されて

北海道の方と、時おりのメールの交換を始めています。
実家のお父様の変化を認知症と気づかれて、ITの検索をされ、当法人のホームページを読んでくださいました。

「在宅での引戻し記録」(福井恵子記)を、お母様に読ませたいとのメールをいただいたのが始まりです。

週一度のデイサービスに、お父様はまだ馴染む事が出来ないでおられるようでした。
実家ではお母様が慣れない介護に疲れておられるご様子。ご家族はハードルの前に立っておられるようにお察ししました。求めてくださったテキストの中に、家族二人が向かい合ってでも出来るゲームも紹介しているとお伝えしました。

早速「ゲームその1」を試みられたそうです。
今では「ゲームその3」の言葉集めで、親子3人が笑い興じておられる由。
お母様が言葉に詰まられると、お父様が、「こんなの有るぞ」と助け舟を出される…
親子で笑いあえるひとときは、貴重な、羨ましいような癒しの時間ですよねえ。

毎日実家に通っておられるそうですが、それを「楽しい」「幸せ」と書いたメールをいただきました。家族の誰かが認知症を発病しても、「幸せ」と言える家庭、スリーAの真価、ここにもあり、と言えないでしょうか?

本人様の同意を得て、頂いたメールをホームページの「おたより」欄に掲載させていただきました。
おたより13号

(高林実結樹)