門真市で講演とゲーム体験会

「北河内5市老人介護者家族の会連絡会ブロック交流会」
 2009年12月14日(月) 11時〜15時
 於:門真市保健福祉センター

 <5市とは、門真市、寝屋川市、守口市、大東市、交野市>

各「老人介護者家族の会」から10名ずつ集まられての交流会
寝屋川市の会長さんが、二年前の大阪市での私たちの講演を聞かれて、スリーAのこと、母と桜草の話を、“もう一度聞きたい”と言うことから、今日の交流会の講師として呼ばれました。

大阪府社会福祉協議会からも来られていて、5市と府へのアッピールが出来ることを喜びました。

老人介護者の会の方々へ、福井の「母と桜草」が受け入れられるのか?と心配でしたが、皆さまは熱心に聞いてくださり、「もっと聞きたかった」との感想が寄せられて、ホッと安心しました。

プログラムは、講演11時から50分、休憩・昼食、予防ゲーム体験が13時〜14時半、ティタイムとアンケート記入で、15時終了。

会場は会議室3室が開放されて、前半分に 6グループのテーブル、後半分が 人数分の椅子を楕円形に並べて準備されていて、とてもやりやすかったです。準備をしていただいた、役員の方々に感謝です。

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まず、講演は、高林が
*「認知症とは?」
* 「ボケたらおしまい」…誤解だった
* スリーA増田方式認知症予防とは?
発症した方:「重度化予防」と「在宅生活への引き戻し」
物忘れ段階の方:「発病予防」と「明るい在宅生活への引き戻し」
一般の方:「転ばぬ先の予防」
* 認知症予防の意味について

を話し、ゲームの中での話しに、認知症からの引き戻しの三原則・優しさのシャワー(癒し)・脳活性化リハビリ(予防ゲーム)・笑いの効用をいれた。

福井は、在宅での食いとめ体験報告として、「母と桜草」を話した。家での関わりかたをスリーAの優しさのシャワーに替えた結果、昔の笑顔が母にもどり、現在は7年目になるがまだ介護保険を申請しないで在宅生活が送れていると言ったことに、皆さんが大層反応してくださった。

反省として、二人とも時間がオーバーしてしまった。
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昼食は、皆さんのグループに入り、美味しいお弁当を戴きながら、話の仲間にいれてもらった。介護真っ只中の方、奥さまの母上を見送られた男性の方、色んな介護の困りごと、ご主人の介護での話などを聞かせていただきました。

ある方は、スプーンでお母さまの食事介助をされているが、自分が美味しいものを食べたり、介助をするまえに自分が先に食べるのは、いけない事なのでしょうか? 後ろめたい思いがするのです、と仰っていました。私自身もその思いをしたことがあり、良くわかるが、介護者が幸せでなければ、良い介護が出来ないように感じるので、後ろめたく感じないでほしい、優しくできるのも ゆとりがなければ出来ないので、美味しいものを食べて、優しい介護をしてほしい…とお話しました。

また、ある方は、ポストに入っていた広告の封筒を、「これは大事な書類だから、届けなければいけない」、とポケットに入れて、外に出て行く、困って、介護者は、ある施設まで、一緒に付き添って、職員の方に書類を受け取ってもらった。その方は、それで安心してそれっきり何事もなかったようにおさまった。勿論、広告の封筒は返してもらったんです。と苦笑いをされながら話され、「それこそが、スリーAで言われる、“優しさのシャワー”ですよ〜」。良い対応をなさいました。と周りの方々も共感していらっしゃいました。

現在介護進行形の方々、終えられた方々の交流があり、和やかな昼食でした。

13時からは、スリーA予防ゲームの体験、始まる前に、主催者の方がテキストの宣伝をして下さったら、持参した10冊全部お買い求めくださり、ビックリしました。追加の申し込みも10冊近くありました。

ゲームのその1…1〜10、1・2・3・、グーパー体操、かたつむり、グーチョキパー、茶壷、お手玉回し、リズム2・3・4、ドジョウさんゲーム。
参加者が総勢52名…ゲームは50名の大人数で、とても盛り上がり、マイクでの話も聞こえないほどでした。皆さまはしっかりゲームにも乗ってくださり、楽しんで頂いたようでした。

頭文字ゲームは、健常者の方々なので、門真市の「か」が頭に着く言葉を、おひとりずつ言っていただきました。ダブルこともなく、50個の「か」が頭につく言葉が出ました。

シーツ玉入れ、二班に分かれて体験していただきました。大騒ぎをしての合戦、時間の都合上、一回限りの対戦でした。

ジャンケンゲーム…勝ったら1本、2本、最後は全部!
1人5本を使ったので、50名で250本、色とりどりのテープをレイのように首にかけた優勝者に 聞きました。「1本一万円ならば250万円、どうなさいますか?」、 ジャンケンは弱くて初めて勝ち進んだというその方は、優しく微笑みながら 「施設に寄付します!」には参加者の皆さま、「最高のプレゼントだ!」と喝采でした。

最後の締めに高林が認知症患者の尊厳を守るとは、を話しました。参加者の皆さまは 頷きながら共感されていました。

1時間半のゲーム体験を終えると、お菓子と珈琲が準備されていました。それも可愛い和紙を貼ったお皿が素敵! そのお皿は手づくりで、お土産だそうで、「母とのお茶の時間に嬉しい!」 と呟いたところ、あちこちから…「お母さまにどうぞ〜赤いのも良いでしょう?」 何と5枚もお土産に頂きました。

写真は そのお皿とお菓子⇒

昼食を挟んでの講演会は、余りなく 皆さまが喜んでくださり、心地よい時間を過ごすことが出来ました。早速、母とのお茶の時間は 可愛い菓子皿で話が弾みました。

(福井恵子)

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後日アンケートを円形グラフに綺麗に整理して送ってくださいました。とても沢山のご意見・感想をいただいて有難うございました。8ページにも及ぶ回答で、全部は難しいので、少しだけですが掲載させていただきます。

第1部(講演)
・優しさのシャワーという良い言葉を忘れず、実践していこうと思います。
・スリーAを始めて知りました。予防は望むところです。感銘しました。
・認知症の対処方法の概念を全く変える話で、よく理解できた。

第2部(予防ゲームの体験)
・楽しく手軽にできるいろいろなゲームが学べてよかった。家族の会で役立たせる。
・テンポがよく、人間相手が良い。みんな一緒に気軽に楽しめて大変よかった。
・介護中だが久しぶりに心から大笑いしリフレッシュしました。とっても楽しかった。
(高林実結樹)