2号&3号 機関紙を振り返って

「ちよネット通信No.2」2005年2月1日発行
A4両面刷り

「国際アルツハイマー病協会・第20回国際会議報告」
≪痴呆の発病を 半分に減らせる!!≫が大見出し。
国際会議の報告、を写真と報告文で掲載。

裏には、臨時総会、コラム、活動報告、これからの予定、教室開設のお知らせを掲載。

「ちよネット通信NO.3」2005年6月1日発行
A3二つ折り、両面刷り

一面には、「木津教室開校しました」を大見出しに、毎週NPO主催の教室を開くことになり、一から始める苦労が思い出された!

「痴呆」から「認知症」という呼び名に変わり、5月22日の総会で「NPO法人認知症予防ネット」へと名称変更議決された。

それまでは「ちよネット」と親しく呼ばれていたが、「によネット」ではちょっと呼びにくさもあり、現在の呼び名は「NPO」「予防ネット」などですが、フルネーム「認知症予防ネット」と多く呼んで頂いている。しかし、いまだに「ちよネット」と呼ばれる方も・・・。

二、三面には、第一回通常総会の報告。
記念講演は「認知症予防の可能性」をテーマに、講師に倉田顕氏をお招きした。
倉田氏は、認知症予防対策には、様々な手法があるがそれらのうち、スリーA(増田)方式についてその効果等を調査研究され、その報告をされた。

その報告書は「高齢社会をよくする女性の会・京都」が平成16年度厚生労働省補助事業として(株)UFJ総合研究所に委託されたもの。
報告書は一般にも頒布されていたが、既に完売。全国に地域包括支援センターが誕生する2ヶ月前には、全国の各市町村長にも認知症予防の提言とともに送付された。

四面には「八幡市から予防教室開設の委託」
と告知があり、石清水八幡宮で名高い、京都府南部八幡市から、教室運営を私たちNPOに委託されました。破格の大きな信頼を頂きました。

当時、スリーAの増田先生と八幡市との間で調整役の私は、認知症から戻った母の馴れない介護の日々、中国でのサーズから避難命令のあった孫と義理娘との同居と、毎日の重い暮らしが 蘇ります。

(文責:福井恵子)