ヘドロ⇒河川や沼、海などの底に沈殿する有機物を多く含んだ泥の事。

みんなの中にヘドロのようなねちっこくややこしいものがずっとこびりついている事が今日は露呈されただけです。

それは日々のトレーニング中にもハッキリ出ているし、先日の合宿でも再三出ていたし、話した部分です。

素晴らしい芝生の環境に、素晴らしい相手。

そんな中で大好きなサッカーを思い切りやれる事に言い訳出来る余地はないでしょう・・・。

でも、顔を上げられないのはみんなのサッカーに対する本気度、覚悟、好き度がどう考えても足りないからです。

そのコップが満ち溢れていないのに【どうやって?何を?努力するの???】って事になる。

サッカーをうまくさせてください!⇔僕はサッカーが大好きなんで!!

がセットになってますか???

片方だけが熱を帯びてもうまくいかないのは当然の話です。

晴れがあって、雨がある。
朝があって、夜がある。
暑いがあって、寒いがある。

全部バランスが大切。偏りは限界値がすぐに来る。好きな事(プレー)だけをやっているだけで【サッカーが好き】と思う(言う)からボロが出る。

今日はそんなみんなのメッキが完全に剥がれました。

自分の弱さ、甘さを、経験しながら気付くしかない中で、限られた時間に思うような成果を出すのは厳しい。ましてや思春期の彼等に制限した中で結果を求めるほうがおかしい。

期待も、ショックも。

子供を越える親が増えているからバランスが崩れる。家で掛ける言葉も親の思考で決まる訳だし。

大丈夫です!ようやく自分的に、この冬休みの合宿、遠征、試合によって各自の【ヘドロ】の部分に触れられた感覚なので・・・。

とは言うものの、そこに触れるという事は全ての結論を受け入れるという事です。

覚悟を持って解き放ったので、跳ね返りが思うようなものじゃなくても受け入れる事が出来ます。

彼等を信頼しているからこそ強い言葉を選びました。

今日は恐ろしくうまいイルソーレさんに愛知セゾンさんにコテンパンにいかれましたが、ここから逆襲が始まる訳です。10年前に感じた【手も足も出ない】状況にはありません。みんなのヘドロを取り除く事が出来たら・・・

明るい未来しか見えません!!やるしかないです!!

強烈な経験を与えてくださったイルソーレさん、愛知セゾンさん、ありがとうございました【深礼】