今日は火曜日なのでナイター練習から一週間のスタートです!

そのスタートを3年生達が自主的に集まってミーティングし、その上で1,2年生も集めて全体でのミーティングも行っていました。

ただ、ここまでで納得するようなコーチではありません(笑)

そういう行動が出来た事はもちろん評価に値しますが、肝心なのは【何を伝え、どう変化したか?】です。ミーティングの内容も聞いていません。ただ、せっかくの事だったのでその事で何が変わったのか?を探り、その上でどんな話をしていたの?というのを1年生に確認してみました。

言葉には責任が伴います。その責任を持たずに話す事も出来ます。言葉とは容易に使えるものです。

その容易に使えるからこそ、容易に使っているようでは意味がありません。相手に【伝える作業の道具】にしているうちは何も変わりません。むしろ、何を伝えたか?よりも【どういう目的の事を伝えたのか?】が大事になってきます。

今日のミーティングは【3年生の思い】なのか【チームの為】なのか【1,2年生への期待】なのか・・・結局1年生から聞いた話の内容とその後の行動からはその目的がハッキリしないものでした。

もちろんコーチに指示されずに始めた行動ですし、その価値は認めます。

認めた上での事です。3年生を信頼している上での話です。

1,2年生に言うからにはそれだけの姿勢をもって伝えないと意味がありません。そしたら3年生が全てのメニューを先頭に立って引っ張っていましたか?お手本となるような姿勢で取り組んでいましたか?

まだまだ言葉が勝っている状態。言葉に負けているうちは結果はついてはきません。なりたい形には近付けません。それはコーチ自身が一番よく分かっている事だから言える事なのです。

チームの、組織の、底上げを考えるから自分の事が疎かになる。

自分自身の底上げを展開していかないといけないのです!その姿勢や態度を持って1,2年生に伝えないと言葉だけで終わるなら、偉そうなだけの先輩、で終わりです。

そして、もう一点大事なのが、

【ダメな事はダメ】

という線引きです。自由はその上に成り立っている事を理解しないと、そこの目が甘すぎて【やらないという自由】を間違って受け入れてしまうと単純に雰囲気が緩み、空気が悪くなるだけなのです。

ダメな所ばかりの指摘はダメ。
良い、良い、ばかりの誉めるだけ、もダメ。

何事もバランスです。

物事のうまくいく状態とは真逆の何かを起こした時なのです。

今日のトレーニングで相手との密着の際には力を抜くという鉄則が頭では分かっても出来なかった経験を思い出してください!物事をうまくやる考え方は真逆の発想を持つ事です。

自身の底上げに是非試してみてください!!

コーチは【行動】でしか信じませんよ!