今日は火曜日で芳田こども園さんでのサッカー教室♪

朝は本当に冷え込んだのですが、昼間は冬なのか???と思うぐらいに暖かい日差しでした!子供達にとっても今日はとても暑かったと思うけれど、元気いっぱいにがんばってくれた事がとてもうれしかったです♪

今日で3回目!前回は顔を覚えてくれていたのですが、今回はもう車を覚えてくれていたのか?到着と同時に車の窓を閉めていても聞こえる『あ!コーチや〜〜〜!!』という声(笑) 子供の声は本当によく通りますね♪

そんな子供達に今日も迎えてもらってのサッカー教室開始♪

もうコーチがマーカー(平べったいコーン)を持つと、

『あ!手裏剣持ったで!』

と子供同士で合図を送ってくれます(笑) 大人は子供にいつも『自分の話を聞かせたい』と思うものですが、実際はなかなか聞いてくれていないのが実情・・・。どうしてか???

面白くないからでしょう!!(笑) 子供にとって必要だと思う事はいつだって子供のほうから質問があるものです。こちら側(大人側)からいくら大切だよ、と言っても分からないものなのです。そんな中でも話を聞いてほしい、聞かせたいと思うならばやっぱり工夫は必要だし、今はこの手裏剣という一つの遊びをする事で『聞いていないといけない』と思ってくれる事。目的は『大人の言う事を聞かせる』ではなく、『聞かないと損をする』と思わせられるかどうか?だと思っています!

子供達に遊ばせる際に、一番大切なのは

『みんなが同じ設定』

にしない事ですね!特に、サッカーという一つの種目を決められた際には『好き』『嫌い』がまずハッキリ別れます。その嫌いな子にやりなさい、と言っても楽しくないし、やりたくもない。そんな色々な子が入り混じっている中で『僕はやりたくない』『私はもっと違う事をしてみたい』という思いを一緒に出来る選択肢がある事が大事だと思っています。

昔は自分もやるからには一緒に、無理させてでも一緒にさせる、という手段をしていましたが、やっぱり多様性のある社会をこれから生きていくみんなにとって『必ずこうしなさい』という『昔ながら』のやり方は通用しないようになっています。

だからこそ、自由とか選択肢を持たせる余裕が必要になってきます!

シュート遊びも、距離を色々変えてみたり、障害物を置いてちょっと難易度を上げてみたり、と工夫をすると子供達は『自分に合った場所』を探すのです。ちょうど良い、という感覚は子供のほうがよく見つけられます。好奇心旺盛な年代だから、『やってみよう!』と前向きだし、だからこそ『簡単過ぎると飽きる』ようになります。自分に合ったというのは『ちょっと難しい、出来るかな?』と思うようなぐらいが一番面白い事を子供は本能で理解しています。

その設定、判断を任せる事で自分で楽しさを見つけてくれるんだと思います。今日も4箇所でバラバラな設定を作りましたが、みんな色々考えて動いていたし、こちらもその様子を見れて勉強になりました♪

最後はまた試合で締めくくりましたが、みんなちょっとずつ『仲間を感じられるように』なってきたと思います!

ボールと自分の関係しか見えない年代ですが、声掛けの工夫で見ようとしてくれます!仲間と一緒に、という感覚を持てるようになると学校という集団生活も楽しくなっていくんだと思います。自分の事がメインになるのは当然ですが、周りにまた違った感覚を持ち、自分に刺激を与えてくれる存在がいるという事もなるべくこういう年代の時から『言葉ではなく、設定で伝える』努力や工夫を大人がしていくべきだと思う。

楽しい時間はあっという間でした♪最高の天気のように笑顔も最高でした♪また来週も楽しみにしています!!芳田こども園さん、本日もありがとうございました(礼)