成長出来る理由!アミーゴ入れ替え戦!!

今日は朝からアミーゴの一員として淡路のアスパ五色グランドへ行きました!!

先週の勝利の結果を受けて今回も試合が出来る事になりました。とは言え、それは同時に移動、審判の負担も掛かってくるという事でもあり自分は今回もバスの運転〜審判〜試合〜バスの運転というフル活動でした。ただ、こうして良い会場で試合が出来る喜びはあるし、それはいつか終わりが来る選手生命の事を考えても今こうして出来るありがたみを目一杯感じながらやりたいと思っています。

まずは自分は前の試合の副審を担当していたので、しっかりとジャッジをやれるようにアップも念入りにしました。自分は選手の立場もあるので、しっかりとジャッジしてほしいと思うからこそ、自分がこうして審判をする時にも一生懸命やろうと思っています。もちろん人間ですから間違いだってあるだろうけど、それも含めて選手に納得してもらえるようにがんばろうと思いました。

先週も80分間+PK戦にまでなった所ですごく寒い思いをしたのですが、今回は80分間で決着が着きました・・・が雨が途中降ってきたので結局寒かったです(笑)

今日の試合の相手はファルコでもよくお世話になっているアザーレア三田さんでした!!(正式にはSG三田さんです)

スタッフの大木さんもよく交流させてもらっているので知っている仲だし、副審も一緒に今日はやりました!自分はまたスタメンで出させてもらったので、今日もしっかりとがんばろうと思いました。相手はとても一人一人が試合に慣れている、という印象でした。個人の能力はもちろんだけど、チームとしての狙いや意図がしっかりとしていたので個別にチャレンジをしてしまううちは後手になってしまうシーンが序盤から多かったです。

個人の局面の能力だけで言えば全員が負けている訳でもなかったのですが、やっぱりその周りに関わる動きの質だったり、そういうもので一気に優位に立たれました。一緒に試合をしながら冷静にうまい相手だな〜って思いつつもアミーゴのみんなに対しての言葉選びも色々考えました。

自分はコーチとしてしている時もよく感じる事なのですが、『この試合だけの事をいくら言っても意味がない』という事です。

アミーゴはリーグ戦を終えてからほとんど試合形式が出来なかったし、練習もなかなか揃わない状態でこの大会を迎えました。初戦は何とか勝利したものの、やはり関わりとか狙い、会話、意図を合わせるという点では本当に未熟です。毎年それは露呈されているのですが、改善しようにも集まる機会がどうしても少ない社会人チーム特有の課題があって、なかなか修正は出来ませんでした。。。

これまでの時間に出来なかった事・・・準備不足のまま大会を迎えた現実が全て。我々は勝者には値しない集団であるという事。ただ、これはアミーゴを見捨てているとかそういう意味ではなく、現実なんだという事。自分はこのアミーゴを良くしたいと思っているけど、今日の試合で決定的だった事は『この日に伝えても遅い』という事。だからこそせめて今ある力を精一杯出してもらおうと思って前向きな声掛けを出し続けました。それしか出来ないのですから・・・。

今まではもっとプレーの事であ〜だこ〜だ言ってたはずですが、そんなその場凌ぎを成立させた所で、次のどんどん相手が厳しくなっていく所では通用しないのです。それよりもきちんと出来ない今を知ってもらった上でみんなが『こういうレベルなんだよ』って自覚してもらえればそれで十分。アミーゴはまだまだ若いし、きっかけで変われる子が多いからです。今期は負けずに来ていた事もあって、良い刺激になったと思う。入れ替え戦は自身何度か挑戦させてもらったのですが経験しないと分からない『差』がある。

この今日の体験を各自が『どう受け止めてくれるか?』です。

こんな年配のおっさんがあれこれ言ってもうるさいだけですし。それよりも自分自身に出来る事がこの大会で増えた事が大きかったし、今日も80分間させてもらえた事に自信も出来ました。体をうまく動かすとか、今まで追いつかなかった一歩が出るとか、イメージ通りのドリブルでの運びが出来るとか、良い成果を個人的には確認出来ました。

そしてサッカーというものに対して『どこを目指すか?』によってやり方はあるという答えを今日確実に発見しました。ここを目指したい!と明確にさえしてくれればそこへ対してのアプローチが出来る自信も見つけました。

収穫は個人的にたくさんあります!良い相手から良いものを学びました。チームとしては今日の敗戦をどのように受け止めてくれるか?次第なのでチームとしての成果は自分にはまだ分かりません。

今シーズンは今日を持って終える事となりました!!アミーゴのみんな、一年間本当にお疲れ様でした。また新しいシーズンへ向けて少しゆっくり休んでまたがんばりましょう!!

対戦してくださったSG三田さん、ありがとうございました(礼)