表現する大切さ!八千代スクール♪

昼間は非常に気持ちの良い天気でした!!穏やかな日差しを浴びて、朝晩の気温差もあって紅葉も綺麗に色づいてきました。この八千代に住んでいると春の桜に始まり、夏の綺麗な小川、秋には紅葉で、冬には雪景色と四季を楽しむ事が出来ます。

この地域だからこそ、この場所だからこそ、この自分だからこそ、出来る事があり誇れるものがある。そう思ってやろうと思っています!だから全身で自然を感じ自分の肌で感じたものを広めていきたいと思います!

最近はまた色々と深く考えさせられます。人の一生は限りがあり、今の自分がコーチという仕事をやり続ける事もどこかで終わりが来る事も・・・。その終わり方がどうであれ、後悔だけはしたくないし、今やるべき事を精一杯やっていきたいと思います。毎日出会える様々な子供、大人、人。全てに感謝を持ってやっていきます!

今日は八千代スクール。

元気に集まってくれた子からいつもはゲームをすぐに始めるのですが今日は最初に来た中区メンバーが『コーチ蹴ってぇ〜』とお願いをしてきました。高いキックをトラップしたかったようです。ですが、ほとんど失敗!!(笑) 中区メンバーはその遊びにみんな混ざってきたのですが成功2割の失敗8割というぐらいでしたね!

ただ、自分で発想する遊びとか時間が自分をうまくしていくものですから、これをきっかけに同じように自分の時間でも遊んでいたらきっとうまくなっていくと思います。

思い起こせば自分もそうやって遊びを自分で考えてやりこんでいました。ルールを決めて、条件を決めて、それをクリアするまで帰れない、みたいな(笑) 自分でそうやってやっているとすごく夢中になるし一人でやる時にはイメージとの勝負が大事になってくると思います。

スクールは今日もレベル9キャッチからスタートしました!!

音を消せるように体全体を使う事を今日も意識して行ってくれました。うまい子は何をさせてもうまい、という事が繋がってきました。結局『うまい』という事は『体を扱える』という事だと分かりました。最近はどこのスクールでも色々と新しい事にも挑戦してもらっているのですが、やはり『イメージ出来る』⇒『工夫が出来る』⇒『表現出来る』という流れが作れる子はうまい!と言われる子です。と言う事はうまくない子、というのは『出来ない・下手』という言い方ではなく『イメージが湧かない子』『工夫が苦手な子』『表現が出来ない、苦手な子』という事です。だからうまくないという事を悲観的に捉えずに『今はこれが出来ていない子』というものを見つければ問題ないと思います!

狙ってやる、という事は難しい!という事を感覚的ではなく肌で感じてほしいと思っています。

練習では『成功経験』と同時に『出来ない壁』を与えるのも大切です。出来る事をずっとやっていても成長はありません。出来る子には次の壁を与える事が成長をする為に必要な事です。リフティングも回数が増えるというのは一つの基準にはなりますが、どれだけの場所で扱えるか?が小学生の子には増やしてあげたいし、中学生には今『どれだけの表現が出来るか?』を求めています。数値ではない、自分自身を動かす、扱う事にも目を向けてほしいと思います。

今日は一番分かりやすい箇所になる『インステップ・太もも・インサイド・アウトサイド・ヘディング』というオーソドックスな5箇所を使ってですが『必ず顔の前の高さにする』という課題を一つ加えるだけでなかなか出来ません。ですがレベル9キャッチをやり込み、うまくいく感覚が理屈に変化してきた経験を持っているから、ここでも出来ない事が工夫が加わりうまく表現出来る子が増えてきました!

自分で考える楽しさを知ってほしいし、それを表現出来た時の喜びを味わってほしい。

その為にはこちら大人の立場として『教えてはいけない・与えてはいけない』という訳です。教えたらうまく出来る事もあるでしょう・・・すぐに成功する事もあるでしょう・・・。でも、それは先のその子にとっては有益ではないのです。自分にふさわしいやり方、必要な武器というのは自分で発見し、使用し、磨くしかないのです。

待つ事も大事な役目。年齢を重ねていくにつれ、それが上手に出来るようになってきました。若い頃は自分が与える事で優越感を持っていましたが・・・(笑)、それが子供の為だと思っていましたが、結局その方法をやっている人は『自分自身の評価を高めたい人』な訳です。10年掛かって気付きました(笑)

だから気付いてからの10年後にもまたきっと『自分はまだまだこんな事に気付いていなかった』と言ってるはずです(笑) そんな繰り返しをしながら成長を続けられるように明日からもがんばりたいと思います!