自分で、自分を変える!八千代スクール♪

子供達がいかに考えてくれるか?を常に考えています。どうすれば分かってくれるのか?どうすれば伝わるのか?どうすれば気付いてくれるのか?自分が考える事は常に同じです。
今日の八千代スクールでもその『考えてもらう事』については最初から最後までやりました。この地域ではこの考えてもらう事に対して促すとものすごくしんどい顔をします。嫌そうな顔をします…。それだけ考えずに過ごせているからでしょう。未来の為に、今子供達に嫌われたとしても大切な事だと気付くのが大人になってからでもいいから、伝え続けようと思います。

最近は、自分自身で感じる事があります。きっと自分の事を『きつい事を言うコーチ』だと思われているって事を。そして、そう思っている人は甘やかしている環境に気付いていないという事。甘やかすというのは、怒らないとかそういう次元の話ではありません。子供が困っている姿を我慢出来ない事を言います。すぐに解決策を与え、教え、手助け、先回りをしてその場だけを凌ぐから子供は自分で乗り越える力を持てないまま大きくなっていく。
自分はその将来を見据えて今必要な事をやっているし、考えてもらっている事をどうか理解してください。
スクール生達はまだ純真で真っ直ぐだから伝え方さえ正しければすぐに出来るようになっていきます。後になればなる程自分を変えるのは容易ではありません。今しか出来ない事、今だから出来る事をこれからもやっていこうと思います。
今日も多くの子が大切な事に気付き、自分で動き、自分で考え、自分で工夫し、自分から協力し、自分で成果を残す、という形を手に入れてくれています。全員ではないと思います。まだ受動的な習慣から抜け出せない子もいます。ですが、ゆっくりゆっくりやっていこうと思います。焦らずに、見据える形が本物であれば今がどうあれそこへ行き着くヒントを与えられると分かってきましたから。。。
焦らずにやっていきたいと思います!
みんなも今『飾り』を付けるのではなく『ぶっとい幹』を育てていきましょう!!

習慣を変えないと何も変わらない。それを痛感しています。
子供は本当に子供だな〜って思います。2年生という低い学年の子が来てくれると色々教えてくれます。自分が片付けをするのに、入れ物がなくて困った子がいました。その子はその時に自分が困ったにも関わらず最初にあるべき場所に戻さずに用具入れの外に適当に返していきました。。。
そういう事なんです。自分が困ったら困ったと不満を言うのに、次の人の事は全然考えない。これが子供達に起こっている『習慣』なのです。だから改善されない。
自分が困った段階で気付けるかどうか?そこなんですよね!サッカーを上達する以前に人間として成長していくかどうか?ボールを持って、格好だけを整えたら誰でもうまくなるんじゃないんですよ。うまくなりたいって気持ちと、自分からの行動だけが自分をうまくするって事を時間が掛かっても伝えていきたいと思う。

八千代スクールが始まる前には毎回身の回りの整理整頓を確認してもらいます。子供達は与えられる物ばかりが多く、感謝の気持ちを分かっていないから物を粗末にするし、だから簡単に忘れ物をする。その習慣こそが『ボールを大切に扱えない要因』である事を伝えています。リフティングが出来ないって言うのは下手とかじゃなくてボールを、物を、人を、大切にする気持ちが足りないんだって事から始めています。ボールを触る触り方一つでも、丁寧に触るのと適当に触るのとは大違い。そういった考えて触る習慣は持たせたいし、その習慣作りの為に細かい部分にも目を向けてほしいと思っています。だから一番身近な整理整頓をやるようにするのですが、3回目にも関わらず『言われないとしない』のですからボール扱いもまだまだ変わりません。