昨日の試合での経験。

敗戦をした事よりも、『まだまだ考えていないプレー』が多かった事を最初に話しました。偶然、たまたま、何かが起きればいい、なんて考えは考えたとは言わない。

やりたい事をやりたい様にやる。

楽しさをそこから見出してほしいし、それしかないって所に行き着いてほしい。自分はその事をどうにか色々な方法から伝えたいと思っています。

その為に必要な『準備と予測』って事を最近は言ってるのですが、そんな簡単に子供達に落とし込めるような事ではないので繰り返しやっていこうと思います。考えて、やってみて、検証して、理解して、経験を得て、またやっていく。これしかない!

もっともっとうまくなれるんだよ!

その事を言い続けたい。どうせ俺は、俺達は、って思わせたくない。自分自身で色々気付いて落ち込んだり、他人との比較で出来ない事を実感する事もあるだろう・・・。それでも、うまくなれない訳がない。ならないとすれば自分から諦めるしかないんだよ。そういう素晴らしい時代を、年代を生きているみんなに、どうにか素晴らしさを伝えないといけない。やろうと思えば出来る、なりたいものには何にだってなれる、そういう時なのに自分で自分の可能性を決め込んでしまう子が多い。

そんな事は絶対にないんだって事。毎回の練習の中で、ファルコらしい努力の仕方というものをやっていこうと思う。毎回何かを得る事。毎回何かにチャレンジ出来る事。毎回なりたい自分のイメージを持ちながらやれる事。そういったものが全員に出来るチームにしたいと思う。

まずはアップでリフティングを色々やりましたが、その時でもやはり『向上心』ってものが付きまとう。

こなしている人間と、工夫をしている人間。

クリアという目的を果たそうとしてしまう子と、自分のチャレンジを挟める子。そこで大きく違いが生まれるのは当たり前。クリアを目的にしてしまうと、『効率・成功率』が優先される。つまり、失敗をしない方法をまず選ぶのです。

でも、自分で工夫出来る、チャレンジ出来る子というのは『こうしたほうがもっと自分は良くなれるのでは?』と思いながらやれるから失敗をしたとしても『ここがちょっと良くなかったかな?!』と自分の中に残していける。これが大事だし、どこまでもうまくなっていく人間の思考だと考える。

無難に、とりあえず、まぁいいか

伸びない人間の三原則(笑)

当てはまっていませんか?一つでもダメですよ!

一緒にやりながら、工夫をする事、考える事、自分を見つめる事を常に要求します。

出来なくたって構わない。大事なのは、『どうなりたいか?』を持ち続ける事だと言い続けています!

自分の武器をチームの為に活かせるように!!チームの目指す今のテーマです。自分がやりたいだけの武器ではなく、それがチームの武器として出せるようにお互いを引き出していこう!という話をしています。勝てるチームは、個人の技量ももちろんありますが、周りを惹きつけるような魅力のあるチームってのはそうやって11人が繋がっている姿にあると思うのです。失敗も、失点も、敗戦も『みんなで受け入れられる』ものでありたい。誰かが、心の中では『あいつのせいだ・・・』なんて思う事が一切ないチームにしなければいけないと思う。

全員が常に納得出来るプレーは出来ないだろう・・・。でも、お互いにお互いの良さを知っていれば反対にうまく出せていない、調子が良くない仲間にも敏感になれるという事。そこから協力だったり、助け合いが出来ればチームとして残るものは本当に多くなっていくと思う。

このチームだから、このメンバーだからこそ出来る事はたくさんあるよ!お互いを信じて一緒にお互いを伸ばしていこう!