ベクトルを合わせる責任!3月22日

今日はナイター練習でした(%笑う男%)

今日はコーチは自分一人だったのですが、子供のほうはメンバーに加えて進路が決まった3年生達や自主参加が可能な新1年生が5名参加してくれたりで40名近くの人数になりました(%ショック男%) 大勢の中ではあったのですが自分はテーマを『攻撃をスタートさせる為の縦パス』という事を持っていて、それを練習前には下多主将、尊志副主将に説明をしておきました。自分は子供に自主性や責任を持たせる事を低学年の頃からテーマにしているし、やっぱり先日のトップリーグを見ていても一番声が出ているのが監督となっている状況はまだまだみんながサッカーをやっている責任が甘いと感じている部分だし、監督の出ている声が全部誉める言葉ならいいけど、ほとんどが修正の声だったりするのでみんなが自分達でそういう事も出来る雰囲気、チームにならないといけないと感じています。

そんな事もありながら今日はアップ〜2対1〜4対2で目的のゲームへ持っていくつもりの流れを用意していました。

が、まずアップの時点からやっぱりブラジル体操でも引き締まった感じが全くなかったし、そうなってくるとその後のパス交換、リフティングもひどいものでした(%痛い男%)(%涙%) うまく出来ないから練習をしている。うまくなりたいから練習をしている。どこにその気持ちがあったでしょうか???今日のミーティング用紙にも書いたけど、みんなってサッカーの上っ面しか見ていないし、自分の身なりのほうばっかり気になってしまっている・・・。内面の大事な部分を変えようとせずに、周りに変化を期待するばかり(%ショボ男%)(%涙%) コーチはこの数ヶ月で自分の目線はだいぶ変化をしたし、それは一度心を丸裸にさせられたからです。自分が正しいと思い込み。それを相手に押し付けるような感覚だったけど、今まさにみんながそんな状態です(%ショボ男%) こんな状態では誰も面白くないだろうと思いながらしばらく観察はしていました。

案の定、一つのバロメーターになる『3年生と新入生』の存在を見ていると、今の1,2年生との距離がすさまじくありました(%痛い男%)(%涙%) 要するに周りが見えていないし、気を配れていないって事。3年生や新入生が何をどうすれば良いか?分からない状況で声を掛けれる選手もいないし、『自分から何かを生み出す選手』が一人もいなかったです(%ショボ男%)

今のチームの責任者はコーチですが、選手の看板は2年生です。それを背負ってやっている自覚があまりに薄かったので、今日は自分達でその『いい加減さ』に気付いてもらうようにしました。途中からメニューをやめて最初の1時間はコーチがメニューを与えたけど、残りの時間は2年生に任せました。

何をやってもいいよ。自分達で一回やってごらん?と。

人間は実は与えるのが難しく、与えられるのは『楽』なものです。人に言われてやるのは目的も決まっているから楽なのです。ですが、自分から生み出すとなると目的まで考えないといけないし、難しくなるのです。それを2年生に敢えてやってもらったのですが、1年生対2年生でゲームをやり始めました。自分は何も一切口出しせずに10分間を黙って見ていました(子供に変化があるかどうか?を見極める為に)

ところが、自由=遊び感覚になる2年生は『楽しみ方』が理解出来ていないからただの遊びになり、適当になり、責任放棄をしました。

『何やってんの?こういう事が楽しいと感じるならAチーム見ている監督にこうやって僕達はやりたいから試合でも口出ししないでくださいってきちんと言いなさい』(%怒る男%) と強い口調で言いました(%怒る男%)

監督はみんなを勝たせたい一心でとにかく必死に試合では戦います。それが良い、悪いは別として根底は『みんなを勝たせたい』のです。それに対して2年生はどうでしょうか?『監督の為に、仲間の為に、勝利の為に・・・』って気持ちが果たしてあるでしょうか?前の試合を見てもコーチにはそういう気持ちが伝わってきませんでした。みんな自分の事だけしか考えていないし、だから交代させられたり、試合に出れない事で一人勝手に落ち込んでしまうと思う。

そんな事だからうまくいかない時間を受け入れられないし、心が弱いって事を話しました。2年生抜きでやってもらっている1年生を見ながら、

『どう?こんな雰囲気が良いって言える??』と確認しました。

2年生がさっきまでの時間に遊び半分でやるからもう1年生にも感染していました(%ショボ男%)

『これって誰の責任???』

『僕達です・・・。』

分かってくれました。自分達がこんな感じでやっているって事に気付いてくれました。

そこからの時間は言うまでもなく、2年生が素晴らしいプレーを披露しました(%笑う男%)

これぐらい出来るのはコーチだって分かっています。だからこそ、やるべきだと思うし練習から常にがんばる自分(達)であってほしいのです。監督が仕事であまり2年生を見れない事を悔やんでいる事はいつも自分が聞かされています。その監督の思いに応えるには、自分が監督の気持ちを代弁する事ではなく子供達が監督の思いを汲み取って自分達でがんばろうって雰囲気を作る事にあると思っています。試合では監督が2年生を応援するような試合をしてほしいし、監督がみんなにサッカーをやらせる試合なんて誰が見たってつまらないものです(%痛い男%)(%涙%)

まだ納得していない子もいると思うけど、コーチは表面的な技術・戦術の話なんていくらしたって同じだと思っています。受け入れる態勢のない人間に与えても入っていかないのは当然ですからね(%ニヤ男%)(%涙%) 

僕達サッカーが好きなんです!もっともっと教えてください!!

そういう雰囲気にならない限り、次のステップの話は出来ないと感じています。こちらだって表面的に何となく指導する事は出来ますが、それでは結果が反映されない事は百も承知です(%痛い男%) 見た目が何となく良い指導ではなく、本質が変わる事を優先したいと思います。

がんばらせるではなく、がんばってくれる雰囲気を望みます(%ニヤ男%) この違いを追及し、そして各自にあるその瞬間を見逃さないように全力でがんばりたいと思います(%笑う男%)