本気という事の意味・・・ 10月22日

昨日はアミーゴとの合同練習によって、自分達の足りない部分や通用した部分を見直す事が出来たように思います。一番良かったのは帰りのみんなの笑顔でした(%笑う男%) 土曜日の練習では何か歯に詰まったような表情の子が多く、不完全に終わってしまった、と言うか終わらせてしまった感じが残りました・・・

そして、夜のアミーゴの練習に三木コーチが見学に来てくれたのです。三木コーチもアミーゴを見て思った事はもちろんあったし、終わってからそんな話をしました。でも、一番うれしいというか刺激を受けたのが、三木コーチがわざわざ来てくれたのは、アミーゴを見る為ではなく、『昼間の練習の様子が良くなかったのが気になって・・・』という事でした。午前練習となったので、午後にずっと三木コーチはみんなの様子を振り返って考えていたそうです。それも、教えてやろうという事ではなく、どうやったらみんなが楽しく吸収していくだろうか?自分達の環境の作り方っていいんやろうか??って。明日になれば良くなるわ。。。なんて指導者が思っていたらいけないと思う。だから何か問題があれば即座に動くようにはなった。でも、練習一回の事で、そうやって考えてくれる三木コーチの行動はありがたいと思った。本当にみんなの事を思っているんだなぁ〜と思った。

真っ白なみんなの心には、外部からの様々な刺激でどんどん色が塗られていきます。その色が『自分のカラー』になるのか『人から言われたカラー』になるのか?道を外れて黒くなっていくのか・・・それは成長と共に様々あります。真っ白なだけに影響もされやすいという事です。それだけに自分達の作る環境も、一歩間違えれば勝手にコーチ陣の思うカラーに染めてしまうという事です(%ショボ男%) それでは、先に意思を持ってがんばる事が出来なくなってしまいます。親と同じで、過保護になりすぎるとかえって子供の判断を無視したり、情報や答えを教え過ぎるので子供の気持ちが『無』になってしまう恐れがあります(%ショボ男%) それを三木コーチのアドバイスで自分も改めて痛感しました。三木コーチも、自分の弱さというか出来ていない部分を自分で認め、でも改善しようとしている気持ちがハッキリと伝わりました。すごいな〜と思いながら自分もそうしないといけないと思った。気持ちが新鮮になった。三木コーチは同級生でもあるし、悩みも話しやすい。同じチームで同じように子供に関わっていけるので、毎日のようにコミュニケーションを取れるようになった。昨日のアミーゴとの練習会にも、どういう風に関わっていこうか?と話をして決め、当日終わってからも反省会のように話が出来た(%笑う男%)

三木コーチとの話でものすごく思った事が、

『情熱』って言葉を深く考える事が出来た(%笑う男%) 情熱って言葉を聞くと、熱い気持ち、本気の気持ちっていう感じがするけど、指導者としての情熱は表に出すだけではいけないと思った。見守る事、引き出す事が一番で、与える事ではないような気がした。。。言葉が難しいのだけど、与える事が一番になると子供は息苦しくなってしまうような気がした。子供が本来楽しめる状況とは自由な遊びの中だし、サッカーも同じように子供の気持ちが自主的に楽しめるようにならないといけない。情熱を持って接する。困った時に手を差し伸べる・・・そうするのがベストであると思った。これは簡単なようで非常に難しい(%痛い男%) 悩ませる、考えさせるのも成長には必要で、自分であがく事も大切。だけど全てを放っておくのは無責任なだけ。そういう一歩間違えれば『最高の指導者』から『最低の指導者』へとなり兼ねない(%ショボ男%) 一番いい指導者の形なんて今でも分からないけど、答えは単純だと思う。

その場にいる自分達の教え子が満足してくれる事が一番

なんだと思うようになった。自分達の型に嵌める事なく自主的な行動を出来、自主的な判断が出来、自主的に考えるように促していけるようにしたいと思う。

ファルコの市位代表、三木コーチ、今中コーチにもされぞれのカラーがあって、自分にないものがたくさんある。そこを見習える部分はしっかりと見習っていき、全員が一つの信念の中でカラーを出し合いながらチームを良くしていきたいと思います。本気になるって気持ちを前面に出すだけではない、と思った。コーチとして我慢や見守る事、そういう事を肝に命じてやっていこうと思う。選手の立場とはまた違うけど、子供だってみんなうまくなりたい気持ちはあるはずなので、その気持ちがなくならないようにしたいと思います!!