昨日は、みんなと一緒に本気で走った。体力は全盛期に比べるとはるかに落ちている自分でしたが、少しでも長く選手として維持していけるようにがんばっています。でも、大人になってから自分の全てをさらけ出してがんばるというのは恥ずかしいと思うのが自然かもしれません。指導者=見本となると、自分の弱さを出したりはしたくないのが本音でもあります。子供に偉そうに走らせている大人が少し走るだけで足がもつれる・・・なんて事もあるでしょうからね(%ニヤ男%) そんな時、大人は頭を使います。言葉で子供を納得させる術を持ってます。自分で見本を見せるよりも理論を組み立て、相手を納得させます。言葉にはミスはなく、自信を持って言えますし。。。。
大人になると社会での責任があります。守るべきルールは『校則』ではなく『法律』なので、破った場合の責任も大きくなります。それだけに失敗は許されない部分もある。会社でのミスが誰かに多大な迷惑をかける事もあります。そうなると謝るだけでは済まない事もあります。そんな責任の社会では、『失敗をしないように』生きるのが普通です。恥ずかしいとかではなく、失敗そのものをしてはいけなくなるのです。これは大人になった今、分かる事です。

そしたら失敗はいつするの????
今のみんなの年代しかないと思う。子供でも大人でも、『人間』である以上は失敗を悔やむし、落ち込んだりもする。でも、失敗によって成長出来るのは子供のうちだと思う。大人になると、もう失敗をしないように、と慎重になる事が多くどんどん失敗を!なんて事を社会ではなかなか言えない(%痛い男%)
そう思うと、今のみんなをうらやましく思える。コーチは昨日のミーティングでも『失敗をどんどん自分から思いきってやろう!』と言いました。失敗をしていいんだよ、なんて今しか絶対に言ってもらえない。それはなぜなのか???それが今のコーチみたいな大人になれば分かるけど、失敗を出来ないようにだんだんなってくるのです。それは失敗をたくさんしてきた人にも、失敗をほとんどしなくて大きくなった人にも平等に来ます。その時にたくさんの失敗を経て大きくなった人は、失敗の重みを知っているし失敗をしない為の考える力を持っている事になる。でも、失敗をあまりせずに大きくなったら・・・・・
臆病な人間になると思う(%ショボ男%) 人と関わるのも嫌になったりする。完璧な人間なんてこの世にいないと言われながらも、完璧を求めた人間が多くなる。矛盾の中で失敗をしないように生きようとする。だからストレス社会になっているように思う(%ショボ男%)

みんなは今、たくさんの失敗をしてもいいんだ!!(%笑う男%)
失敗して失敗して気付く事がたくさんあって、それでいろんな事を学んでいくんだ。失敗を避けて強く、大きくなろうなんてそれこそ無理なんだ。失敗をしないと今までになかった自分に出会えない。つまり自分の中の知らない自分がまだまだみんなにはいっぱいあると言う事だ。それを引き出すのも自分であって、引き出し方はいつも成功した自信とは限らない。自信がつくのも、失敗の悔しさがあるからだと思うし。みんなは失敗をまだ怖がっている(%ショボ男%) 当たり前の事かも知れない。。。でも失敗を恐れていたら自分の可能性を引き出せない。失敗をどんどんしろ!なんて指導者の言葉としては正しくないかもしれないけど自分の意思で何かをする事が大切で、その結果が成功か失敗かは誰にもわからない。
『ほら、だから言ったじゃない・・・』と後から言う大人は良くないと思う。そこで『どうして今の失敗が起きたのか分かるかな?』と聞けるようにならないと、次の失敗を怖がってしまう子供になってしまう。だから、失敗を怖がっている今のみんなはコーチの責任でもあると思う。でも、コーチもそうやってみんなと同じように失敗を繰り返して何かに気付いていく。みんなと同じように失敗してから気付いている『大人』のコーチは社会ではダメ人間かもしれない。でも、みんなは失敗をして大きくなるのが自然だと思ってほしい。と言うよりも、今しか出来ないと思ってほしいんだ(%笑う男%) コーチみたいな大人になってからも失敗ばかりして気付く大人にならないように(笑) みんなは今のうちに多くの失敗を経験して、自分の可能性をさらに引き出し、子供に失敗を許せる心の大きな、豊かな大人になってもらいたい(%笑う男%) 何も考えないでする失敗では意味がない。こうしようと思った、ときちんと意思があるかどうか?それが一番大切(%笑う男%)
意味のある失敗を。
次につながる失敗を。
自分で気付く失敗を。
今だから出来る、そんな時を生きているみんな。
全力で生きよう(%笑う男%)
