攻めと守りをやる為には・・・ 5月20日

今日の練習も少ない人数ではあったのですが、少ない分、個々に効率良く関わっていけるように指導者は意識をしました。今日の練習も昨日と同じような形になりますが、その中で、今日のテーマは『攻撃はアイデアを持って攻める』事で、『守備は狙いを持って奪いに行く』事でした。今日は練習の担当を三木コーチにメインとして任せたので、自分はサポートという形を取りながら個々に接してアドバイスをしていくようにしました。

まずはアップで、簡単な鬼ごっこをしました。タッチされないように逃げるだけですが、鬼は3人いたので、いかに『3人を見れるか?』が大事なポイントでした。目の前の一人の鬼をかわしたからといって油断する子が多く、チームの課題でもある頭を休めない為にも、どんどん頭と体を動かす状況を作るようにしました。

基礎をしてから、3対1のボール回しをしました。一箇所は4対2にしましたが、考えは同じで、周りのボールを持っていない子が『受ける角度を作る』事が大切でした。もらえる位置とは?考えれば分かると思う。ボールを持っている子から自分は見えているだろうか?と考える気配りが出来ればどこがいいパスコースなのかも自然と見えてくる。やはりサッカーは気配りの必要なスポーツです。自分さえ助かればいいような気持ちでパスしていたら必ず次の子が困る(%痛い男%) 助け合う気持ちでパス回しをしてほしいと思います。

今日はコーチも一緒に入ってやりました。一緒にやっているグループにはアイデアを引き出せるように楽しく出来るように雰囲気を作ろうと考えました。ガチガチになるとミスを恐れてしまい、その消極的な気持ちによってさらにミスをする・・というのが今のチームには多いのです。そこを改善していけるように、心の余裕も持たせながらやっていこうと思っています。

その後に、4対2の攻撃練習wしましたが、その前に三木コーチからどうやってやるのかなどの説明がありました。ただやるのではなく、どういう意図を持ってやるべきなのかを確認しました。今日は攻撃の選手には、人数の多さをどういう風にして生かすのか?をテーマとして与えていたと思います。ただ単に余った子にパスするだけでなく、相手をどうやって崩すのか?がここでは必要なのですが、自分は簡単にやられている守備側に入って一緒に守備を教えながらやりました。その中で攻撃に気付いてもらいたかったのは、いくらコーチが入っても、4対2は4対2である事。数的優位は変わりないのに、コーチがプレッシャーをかけるだけで慌ててミスをする子が多かった。しかも、プレッシャーがないだけで決まっていたゴールも決まらなくなったのは、それだけ自分達がアイデアでの突破ではなく、単に個人技に頼っていただけである事にどれだけの子が気付いただろうか?・・・・・・まだまだ攻撃を全員でする事が出来ていないと思った。

4対2の状況から4対3へと移りました。あまりいい形での突破がなかっただけに守備の人数が増えると余計に攻撃の形がなくなっていました。守備をしているコーチの心理としても、『怖さがない』のです。パスをするコースがほとんどないので、どこへパスしようとしているのかが限定しやすい(%痛い男%) それは周りのサポートの動きが少ないからであって足が止まっているからスピードのある攻撃も少なく迫力がない。誰かが大きな動きをしていくようにしないと相手の形も崩れない・・・・(%ショボ男%) 崩れるのを待っているのではなく、自分達から崩すようにしていかないといけない!!せっかくの4対2の余裕ある状況できちんとアイデアを持って突破しないからこうした時に対応が出来ていないと思った。ここで出来ないから当然11対11の人数になればさらに出来なくなるのです。もっともっと考えないと攻撃は厳しいと思う。

最後は4対4でのゲームをしましたが、この時はコーチは攻撃側のサポートとしてアドバイスをしていきました。4対3までの中で気付いた事や、どうして失敗しているのかを考えさせるようにしながらやりました。そこで一つプレーが終わると確認したりしたのですが、攻守の切り替えやボールの動きを見ていない子が多いのが一番今日は気になりました。後ろにボールがあるのに、前で待っている・・・それでは相手が狙いやすくなってしまう。攻撃の選手が相手にとって嫌なプレーと言えば、やはり前を向いてプレーする事だし、それを最低限頭に入れておいてもらいたい。守備の嫌な事をしないと自分から相手のマークにつかれに行ってるようなプレーを何度も見てアドバイスをした。その中で数名変わったと思うし、その良くなった形を忘れないでほしいと思う。来週はまたテストで休む子が出てくるので、なかなか全体が揃わないけど、しっかりと練習に来た子が自分自分で『うまくなろう!』という気持ちでグランドに来てほしいと思います!!