今日は新人戦の二日目でした。写真は撮ったのですが、パソコンの調子が悪く、読み取らないのでとりあえず結果と内容で報告をしたいと思います(%笑う男%) 写真はまた調子が戻り次第、載せたいと思います(%痛い男%)
文化祭が八千代と加美中であったので午前で抜けさせてもらう学校との約束もあり、また保護者の方々の送迎の協力もあって無事に全員がグランドに集合してくれました(%笑う男%) まだ、試合のアップまでには時間があったのでゆったりと一緒に他の試合を見たりしました。今日の相手はINACでうちが苦戦の上にようやく勝った赤穂に8−0で大勝しているチームだったので気を引き締めてかからないといけないと思っていました。アップはコーチは主審だったので出来なくて三木コーチに任せました。気持ちは全員しっかりと持ってくれていたと思います(%笑う男%)

試合のメンバーはしっかりと練習から高い意識で臨めている子を選んだつもりです。試合はあくまで練習の結果なので練習で本気になれない子が大会で全員が必死になる所に出るのは厳しいのでスタメンの選ぶ理由にはやはり『普段の態度、取り組み』が大切になってきます。
開始からまず思ったのが『緊張してるなぁ〜』という事です。これまでのゲームではわりと最初から伸び伸びとしている印象だったのですが、今日に限ってはものすごく固さが見えました(%痛い男%) 特に守備に関してはもう本当にそれぞれが頭の中が真っ白状態で、自分の事で精一杯の状態でした。。。これはいかんなぁ〜と本来の力を発揮出来ていない智貴くんを早くに交替させてから、二人きりで少し話しました。。。。
今日は動きが固いぞ!いつも通りのプレーをすれば大丈夫だ!と。緊張で心拍数が上がっている智貴くんには、大きく深呼吸をさせて、目をつぶり、『いいイメージ』だけを想像するように言いました。そして気持ちが落ち着いたらコーチに言うように言いました。どんな選手だってうまくいかない日もあれば体調の悪い日だってあるし、そこをどうやって切り替えたり出来るか?がいい選手への条件でもありますね(%笑う男%)

試合のほうは、前半にマークの受け渡しがうまくいかずにフリーの選手をたくさん作ってしまったのもあって、3点を立て続けに決められてしまいました(%痛い男%) でも、ベンチでは我慢に我慢をしました。
『誰が悔しい本気の気持ちを出すだろう。。。』と、中の子供を見ていました。本当に悔しいなら味方にでも言うはずです!それがいつまでも『ドンマイ!』になってしまうと悪い部分をごまかすだけになってしまう(%ショボ男%) 失点で本気になるどころか落ち込むような雰囲気もあって、攻めのほうでもなかなかいい形が作れない。。。本当に難しいものです。中の子供は必死にがんばっている!それは認める。なのになんでうまくいかないの?となるけど、やはりそこは『自分達で』サッカーをしようとしないからだと思いました。これはずっと指導してきて思っているのですが、声を掛け、奮い立たせ、やらせる。そこで子供ががんばったとしても、それはコーチの声のせいであって子供が自らがんばったわけではない。そこの我慢を今はコーチがしている。子供同士の声や、子供のやろうとしたプレーが出た時にしっかりと誉めるように心掛けています!その繰り返しで、子供が『こうやったらいいのか?』と個々で考えてくれるようにしたいと思っています。前半は終了間際にも失点して、0−4で終えました(%ショボ男%)

ハーフタイムには、みんなに言いました。そして聞きました。
『どうだろう?練習でいつもやっている事意識出来ている?うまくやれている?』と。みんなは下を向いていました。出来ていないからです。なので、『どうしたらいいんだろう?』とみんなに聞いてみました。でもなかなかうまくいかない時に頭がパニくっている状態のみんなは答えが見つからないようでした。そこで、コーチが注目したのは『2年生が戦っていないんだ』と言いました。2年生にしたら耳が痛いし、気持ちも痛かったかもしれない・・・でも、メッセージは1年生から出ていたんだ。キーパーの亮汰が相手にぶつかりながらもどんどん前へ出てクリアしてくれた。最終ラインの康太くんは前へラインを必死で上げてくれた。守りの要である二人にしたら『もっと前でがんばってくれよ!』と気持ちがあったはず!でも、二人はまだ2年生に遠慮もしてしまうし言葉には出来なかったと思う。そして、失点を重ね、『2年生が本気にならないなら僕等も無理やわ・・・』コーチにはそんな雰囲気に見えました。亮汰くん、康太くんの二人は2失点してから次は下を向いてしまいました。そこで2年生への気持ちが、もっとやってほしい!!から、もういいわ・・・みたいになったんだと思い、ハーフタイムには2年生には厳しく言いました。
戦おうと!!と。

後半に入ると、吹っ切れたように前からがんばるようになった。体もぶつけた!いっぱい汚れた。でもゴールは遠い・・・(%痛い男%) 出ている選手は気持ちから変わった。本当に気持ちは伝わってきた。
さて、次は????
ベンチの子です!いつも出れない。それだけの気持ちでしかいない子は使うのは難しい。当たり前ですが、何で俺を使ってくれないの?そういう気持ちはどこで表れる?それは普段の練習であり、アップであり、試合中の見る目であり、出ている選手への声掛けで表れるのです。それが今日のベンチからは明らかに足りなかった。そこで残り10分になって点差は7点。出ていない4人を呼びました。
『コーチは点差が開いたからってみんなを情けで使おうとは思わない。でも、みんなの今の気持ちでは出せない。自分の本気の気持ちがあるなら、出たいポジションがあるなら言ってくれ。そこで今戦っている味方よりもがんばれると言えるなら、やる気持ちがあるならコーチに言って欲しい。無理に言わなくていい。がんばっている味方の足は引っ張ってはいけないから。』と。様々なメッセージを込めました。そして少し考えて4人は一人ずつ自分のタイミングで自分のしたいポジションを自分の口で言ってきた。コーチが確認した言葉は一つ、『本気でやれるんだな?』だけです。そして4人は出ました。時間は決して長くはない。それでも4人はそれぞれの言ったポジションは全力でがんばった。優しい性格の孝幸くんが相手とぶつかって倒して奪った。大人しい白川くんがボールを持った相手に全力でぶつかった。竹内くんも必死に相手を掴んで体をぶつけた。三吉くんは最後までボールを追いかけた。少なくとも今までの4人にはなかったプレーです。それは100%気持ちの問題だったのです。これを大会で、試合で出していければきっと4人は変わると思う。今日は完敗でした0−7の点差だったけど、コーチはみんなが本気になればもっとやれると思うし、前半の出来の悪さが致命的だった。まだ1試合来週に残っているので、悔いのない自分達の成果をしっかりと出せるようにがんばろうな!!みんなはまだまだこれからの選手!!下を向く必要はない!上を向いて、前を向いてがんばるぞ!!(%笑う男%)
