今日は3年生の川口くんを連れて島根県の立正大湘南高校に行きました。サッカーを続けながらもきちんとした進路の事も考えていた川口くんに、どうや?と聞いたところ、是非受けたいとの事だったので行くようにしました。自分も初めての場所だったので時間の余裕も考えて行きました。

午後から学校の説明を受けて、寮を見学し、練習参加という形になっていました。高校が近付くにつれて緊張しまくっていた川口くんでしたが、きちんと大きな声で挨拶をしていました。写真の先生がの南監督でこの高校を受け持ってから全国大会に出ていない年はないというすばらしい実績の方です。また36歳という若さでもあり、生徒とのコミュニケーションもうまくとっておられる方だという印象を受けました(%笑う男%)

部員の総勢は96名と非常に大所帯ですが、決して広いグランドではありません(%痛い男%) その環境を、『これだけ狭いと全員が見れていいんですよ』(%笑う男%) と気さくな笑顔で話してくださいました。今日は川口くんともう一人中学生が来ていたのですが、中学生の為に特別な練習とかではなく、普段やっている練習の中に一緒に入ってやるように!との事でした。細かい指示がなくとも考えてやる。見て理解する。そういった力も必要であると試されているのかと思いました・・・・・が、違いました(%痛い男%)

練習を見ていると、決まった形なんてないのです。本当にすさまじい程の運動量が練習中ずっと続きました。96名もいるなんて思えないほどに一人一人の休む時間もほとんどないのです(%ショック男%) 後は速いパス、動き、質が高くてそれにも驚きました(%ショック男%) レギュラーには身長が153cmの子もいるそうで、一体どんなサッカーをやるのか?どんな練習なのかを楽しみに見させてもらいました(%笑う男%)

すると、身長ではない理由がハッキリと分かりました。およそ2時間の練習でしたがとにかく人とボールが動く!!(%ショック男%)(%ショック男%)(%ショック男%) 3対2の練習でも足を止める選手がいないし、ボールが止まらないので一回の攻撃が10秒あったら終わる。終わったら間髪入れずに次のグループが入る。それを繰り返すので練習での人の回転が恐ろしいほど速い。しかも、内容も濃くミスが少なく精度も高い。

『これが湘南のサッカーなんだ』

と見るだけで分かるすごさがあった。川口くんも入ったものの、速いパスには戸惑い、得意のドリブルなんてする間もない人の動きに必死に合わせようとするので精一杯でした。コーチが自分のチームで言ってる『パス&ゴー』を進化させた感じで、『パス&ムーブ』というような感じでした。つまり、パスして動くなんて当たり前であって、それ以上にパスをしたら絶対に攻撃が終わるまで止まらない!そんな勢いでした。しかもそれがポジションがどうこうではなく全員がするのですから、それにはビックリしましたね(%ショック男%) 監督の目指すサッカーは『見ている人が面白い。やっている子はしんどい、けど楽しいと後で思えるサッカー』だそうです。その言葉の意味は見れば分かりました(%笑う男%) 本当に作陽もそうだし、全国に出るチームを率いる監督さんとの話はとても刺激になります。でも、マネをしてうまくいかないのも指導の醍醐味だし、自分は自分のカラーで今いる生徒に全力でぶつかっていきたいと思います(%笑う男%)

片道3時間の本当に山の中にある学校でしたが、生徒の規律もしっかりしていていい学校でした(%笑う男%) 川口くんがここの高校に決まるかどうかはまだ分かりませんが、皆さん応援してあげてください(%笑う男%)