区切り・・・そして新しいスタート! 10月1日!!

昨日はみんながんばって自分の力を知る機会を作りました。そして今日は10月の1日。まだ実感は湧かないのですが、今日から3年生を含めた全体練習がなくなります・・・。本当に月日が経つのは早いものです。毎日何かがある・・それがこの仕事の特徴とも言えます。うれしい事や悲しい事、悩む事もいっぱいありました(%痛い男%) それでも、振り返ると早いと感じるのはやっぱり楽しかったからなんだと思う。悩みもしたけど、一緒に出来た喜びのほうが何倍も強いからです。最近、高校生にも出会うと『あんな小さかったのにな〜』という会話をしながら昔を思い出します。この3年生もそういう存在になっていくんだなぁと思います。

寂しいですか??

と聞かれたら、やっぱり『はい』と答えます。本当に今の自分の全てと言ってもいい学年です。お互いの地域を越えて泊まりをしたり、一緒に呼んでもらったり、Jリーグを見に行ったり、ボランティアしたり、合宿したり・・・一緒に活動しながら自分は多くの事を学んだ。やれば出来る事、やらないと出来ない事。分かっているようで大人になるとなかなか出来ない事を改めて思い出させてくれる、そんな学年でした(%笑う男%) 自分のコーチとしてのポリシーみたいなもので『だってコーチもしてないやん・・・』と言われたくな、思われたくない、というのがあります。それは、反対に自分が生徒だったらコーチに対してこうしてほしい、と思う事だからです。だから、服装や生活面、整備や走力、子供に対して『お前等だけやれよ!』という指導者にはなりたくない。体は絶対に衰えていく。走力だって同じペースでは無理になるはずだけど、遅いなりにも自分は一緒にやりたいと思っている。いつまでも見本である意識は失いたくないと思う(%笑う男%)

昨日、最後に一期生の今中 俊介くんがあいさつしてくれたように、1年の月日は本当に早いけど、このファルコでの3年間がこれからのみんなの人生に何らかの形で影響を与えたらいいな、と思う(%笑う男%) いい先輩がいればいい後輩が出来る。そうして続く『いい伝統』をコーチは守っていかないといけない。これから卒業していくみんなが将来またファルコを見て、『何か質が落ちましたねぇ』と言われないようにコーチはコーチとしての責任を果たしていきたいと思う。部活とどっちのほうが良かった??そんな問題ではなく、みんなの中でファルコで良かった気持ちがあればそれで十分です。子供も減少していく中で、小さい多可、西脇地域だけでサッカーチームとして存在を続けていくにはこれから先もまだまだ苦労はいっぱいするだろうけど、すばらしい生徒達が毎年出て行くんだから、やっぱり負けないように自分も後輩を育てていかないといけないと思う。

コーチもまだまだ未熟でいいコーチには程遠いけど、みんなと過ごした時間はコーチを大きく成長させてくれた。みんなのおかげで自分がいる事に感謝したいと思います。その恩返しはコーチとしてがんばる事だと思っています。みんなにとっていつまでも『コーチ』と呼んでもらえる存在でありたいと思います(%笑う男%)

今日は一つの区切りとなります。出会いがあれば別れもあります。でも、別れはゴールではなく、それぞれのスタートでもあります。みんなとの時間はコーチにとっての財産だし、大切にしていきます。みんなもまだ終わっていない中学生活を最後までしっかりと送れるようにがんばってください(%笑う男%)