今日の練習はグランドが乾く事なく使用出来なかったので中町北小学校の体育館をお借りしました。人数の比率から言ってもどうしてもやれる事が限られてしまい、がんばりすぎるとすぐにケガをしてしまうのが体育館の怖さなのでそこを注意しながらメニューを組みました。体育館でやる時は、一番に考えるのが『頭を使う』事です。子供はメニューをこなす中で頭を使いますが、コーチはメニューを考える事にない頭を使います(笑)
アップから、ケガのないように距離や幅を考えて道具を設定します。体育館は汗をかくと滑るし、それ以外は止まるので本当に慣れないとケガが多くなる。それに加え、体育祭の練習で疲れた状態でやるとケガの可能性はさらに増すので、この時期は特に気を付けて練習をしてほしいと思います。。。と言うか、気持ちをしっかりと持って取り組んでほしいと思います(%怒る男%)

アップをしてから基礎をしましたが、見ていると動きが遅く感じた(%怒る男%) 移動が遅い、足が動いていないと判断したのでメニューにはなかったけど、急遽追加しました。実はコーチは書いている、考えてきたメニューもよく変更します。それはみんなを見て決めるからです。一つのメニューの設定をし、時間を設定し、実際にやってみると以外と集中しているから長めにやろう!とかやたらと集中が出来ていないなぁと感じたら早めに終わって違うメニューをしたり・・・その日その日で体調も悪い子がいたりすると気を配らないといけない時もあります。ただ、今日に関してはやらないといけない基礎で足が動いていなかったので、最後に全体でリフティングをし、パスを5回渡した子から抜けていくゲームをしました。そうすると残りたくないからしっかりと移動を早くして、動くスピードが基礎とは比べ物にならないくらいアップする。こういう手段も必要だなぁと思いました。

その後、3対1、4対1でのパス回しをしながら進む練習をして、3色ゼッケンのパスをしました。今日もいろんな条件を付けながらやりました。これも慣れてきて流れが非常に良くなってきた(%笑う男%) ただ、後の練習を終えてからまた分かるのですが、特に1,2年生はこの場だけの練習をしているから、相手がいるとせっかくここでいい動きをしていても、実際のゲームに近い形になると全くしなかったり出来なかったり・・(%ショボ男%) この練習だけの為にがんばるのではなく、この練習が何を意味するのかを考える事。それが必要です。そうしないといつも言っている『やらされている練習』で終わってしまう。そうならないように意識を高めてほしいです!!

途中に全体でストレッチをしながら、ただ回している子が多いので一つイメージトレーニングをしてみました。
『次にやる足でのパス。自分がもらって次の子へ出すイメージを作ろう!イメージの中の自分は絶対に失敗をしない。うまくいく事だけをイメージしろ!』
と言いました。何人の子が出来たかわかりませんが、これは一種の能力です。この『いいイメージ』を持てる子はやはり目標なりを明確に持てる子だし、どう努力をすればいいかも自分で見つけられる子です。この時に何回やってもいいイメージが持てない子は、いつも『失敗したらどうしよう・・・』と思いながらやっている子です。みんなやれば出来るし、やろうとしないと出来ない。このイメージトレーニングはプロだってやる方法です。試合の前の日なんかにもやってみるといいですよ(%笑う男%)

最後は、1,2年生が6人、3年生が4人のゲームをしました。ただし、これはコートを半分に区切ってその半分3対2を二つ作っている状態です。自分達でコートの逆やパスしたり展開を広げて最終的にはゴールを目指すゲームです。ここではまず①ゴールを見る。②相手の数を見る。③シンプルにボールを動かす事が狙いでありました。コートの逆の子が呼んでフォローする動きをイメージしたのですが、まだそこまではいきませんでした。どうしても自分のいるほうのコートしか見えない子が多く、周りを見るクセをもっともっとつけないといけないと思いました。
そして途中からコートを移動してもいいルールにしました。これは『受け渡し』というサッカーには欠かせない戦術の一つを意識したもので、今日は最初なのでうまくいかないのは分かっていましたが、そんな中でうまい子、考えて動ける子、それが露骨に見えました。失敗したからどうこうではなくどのタイミングで受け渡しを行おうとしたか?などがうまさでもあり大切なこのゲームの狙いです。特に3年生にはコーチから教える『最後のテーマ』のつもりです(%笑う男%) 中学生の年代でここまでやろうなんてマニュアルはないけれど、自分としてはここまで覚えてほしいというものです。どこまでみんなが理解して動けるか?それが最後の一ヶ月を切った3年生への楽しみにしたいと思います(%笑う男%)
