今日の一言!!7月3日!!『プリンスリーグ』

昨日はFALCOも休みだったので、淡路まで行って高校生の『プリンスリーグ関西大会』を見てきました(%笑う男%) プリンスリーグとは、前年度の夏の総体の各都道府県の上位2チームとクラブチーム(ヴィッセル神戸・セレッソ大阪・ガンバ大阪・京都パープルサンガ)とを合わせた14チームを2グループに分けて7チームずつの総当りをして、最終的に優勝を決めて、『高円宮杯』と言う真の日本一を決める全国大会への出場を懸けた大会です。なので、交流戦ではなく『本気』の戦いが見られるので期待をして観戦しました。日程的に昨日がリーグの最終日でメインは無敗同士の戦い『滝川第二高校ーガンバ大阪ユース』です!!この対戦はここ3年連続決勝や準決勝でやっている組み合わせなので、リーグの中の試合とはいえ、事実上の決勝とも言えるゲームでした(%笑う男%)

すごい試合を期待しながら、その前に行われていた『近大和歌山高校ー京都パープルサンガユース』の試合も少し観戦しました。さすがに高校生までなると、指示の声、体つき、体力ともに大人顔負けのものでしたので、見ていて楽しいゲームでした(%笑う男%) もう後半の残り15分くらいでしたが、パープルサンガが2−0で勝っていてそのまま逃げ切っていました(%笑う男%)

おなじみ『京セラ』と、プロと同じユニフォームを身にまとった選手達です(%星%) この全く同じユニフォームを着るってすごい重たいプレッシャーもあるんでしょうね(%痛い男%) この中から、来年の卒業時にはトップチームに上がっている子もいるんだと思います。ちなみにコーチ陣は3人いたけれど、全員自分が高校生の時には現役バリバリのプロの選手ばかりだったので、あやうく一人のファンとしてサインをねだりに行くような勢いでした(笑) きっと自分は少年のような目だったと思います(笑)

その後、私設応援団が多く迎える中、滝川第二高校の選手が出てきました。と同時にボール拾い、水の用意、氷の用意、応援の用意、とまさに『チーム一丸』でした。この真ん中で円陣を組んでいる『11名』は本当に100名以上の中から選ばれた精鋭達で、今回はこの試合を見ただけだけど、毎日の練習でこの11人にまずは入る為にそのサポートしている選手も悔しい思いや辛い思いを何度も何度もしているんだろうなぁと思います。そう考えると、この11名‥本当にすごい11名ですね(%ニヤ男%)

試合は開始はガンバ大阪ペースで、お互いさぐりの状態でしたがチームとしての狙いがお互いにあるようで、長所を出し合うゲームではなく相手の長所を出させないようにしているような立ち上がりでした(%笑う男%)

本当に見応えがあって、45分ハーフだったけど長く感じませんでした。コーチをしていると、見る所が違ってきて『システムは?守備の狙いは?動き出しは?ボールのない動きは?』と分析をするようになりました。そして、たくさんのすごさを見た。やはり徹底して繰り返すであろう戦術は互いにすばらしいもので、ミスやファールも少ないゲームだったので本当に面白いゲームでした。レベルの低い試合ほど、ファールや暴言が多いもので、いかにトップレベルであるには『謙虚さ』があるかを感じましたね(%笑う男%)(%星%) 試合は、前半は決定機を多く作ったのはガンバ大阪!!でも、その攻撃に体を張った滝川第二の守備も光り0−0で前半を折り返しました(%晴れ%)

後半は開始からガンバ大阪は動きを見せ、前半はFWとして一番前で体も張り攻撃の起点となっていた選手をサイドへ持ってくる策を取っていました。この意味は時間の経過とともに大きく意味していたのですが、徹底して前半は滝川第二の守備ラインの裏を狙っていたガンバ大阪は後半、裏を狙われないように少し引いた滝川第二のラインに対して低い位置からゲームを作るようにさっき言った選手を下げて、そこからリズムを作っていました。試合は滝川第二が見事な速攻からの崩しでゴールを挙げ、先制しましたが、そこで全く焦らないで冷静だったガンバ大阪!逆に行け行けになった滝川第二は冷静さを少し失った為に淡々とプレーするガンバ大阪ペースに。。。すると先制点から5分後にこちらも見事な崩しからガンバ大阪が同点ゴールを決めると、そこから波状攻撃が始まりました(%ショック男%) この時に前半とポジションが変わった選手が非常にポイントとなって攻撃のリズムを作り、逆に滝川第二は追いつかれた事で忘れていた『疲労感』が出てきて足も止まり出しました。そして、同点からまた5分後に逆転ゴールを決めたガンバ大阪。そこから負けてはいけない滝川第二が全員の気持ちを高ぶらせ、何度も気合いでゴールを目指しますが、その気合いを冷静に最後まで対処したガンバ大阪の守備はすばらしいものでした(%王冠%) そんな見所満載のゲームは結局2−1でガンバ大阪が勝ち、このグループの首位を決めました。でも、順位決定戦でまたうまくいけば同じカードが実現する可能性もあるのでリベンジする滝川第二を見たいのもありますね(%笑う男%)

非常の高いレベルの中、このレベルへ行きたいと思う選手を育てたい気持ちも大きく生まれました。やはり『本気』っていいな〜と思った。妥協したり、出来るのにしないなんて一番もったいない事だし、ここで本気にやれる、やろうとする選手は本当にすばらしいと思った。出ている選手のみならず、それをサポートする選手だって日頃は同じ練習をやっているんだし、その結果出ている選手の為に出来る何かをしているんだと思う。そういう『裏の仕事』を率先する姿も強豪チームならではの良さですね(%笑う男%) 単にプレーがうまくなる3年間ではなく、そういう部分も学べる3年間なら試合に出れなくてもすばらしい価値があると思う。夢はプロ!!みんな思っても慣れない現実だってある。その時に自分に何が残っているかは本当に大事だ!そこを一人でも多くの選手に学んでほしいと思いました(%笑う男%) コーチ自身が夢を描くような、そんな一日でした(笑)