今日はギリギリまでよく分からない天気だった上に、加美中への訪問をしていたので雨が降った時には場所を探すのにバタバタしましたが、どうにか天気は回復して外で練習が出来ました(%笑う男%) ありきたりの言葉ですが、日頃の行いの良いみんなのおかげですかね(%ニヤ男%)
今日も練習は1対1をメインとし、昨日の練習の最後にも『グランドでやる1対1と体育館とは違うから』と話をしていました。そして今日は最初にテーマを書いたボードを見せて、説明をしてから練習を始めました。アップから動きの意識をしていこうと言い、見ていましたが、やはり2、3年生は守備の動きを理解しているだけあって、アップの動作もすごく明確に出来ていたと思います。1年生も1対1をたくさんやっていく中で気付いていってもらいたいと思います。

基礎をしてから、1対1の基本の動きである、三原則を入れた『だるまさんがころんだ』の応用です。ボールを持って走る選手の背中にタッチするもので、ただし後ろを振り向いたらしっかりと『守備をする体勢で止まる』ようにします。この時に注意したのが、『単にタッチしたいからといって早く走る』だけの子が数名いた(%痛い男%) 当然、全力に近いスピードで走ると止まるのにきちんと重心を真ん中にして止まれないものです。だから、寄せる時から守備をしっかりと意識するように説明をしてからもう一度やりました。ここで、ほとんどの子が意識してやれていたと思います(%笑う男%)

さっきのは、攻める人を『追いかける』イメージの練習でしたが、今度は逆に『迎え撃つ』体勢での練習です。これは、前を向いた攻めの子が走って自分の後ろへ行こうとするのを、行かさないように相手に向かい合う練習です。ここでは、スピードある相手との『距離』が重要になり、近すぎてもすぐに置いて行かれるし、遠すぎたら試合ではシュートを打たれます。この微妙に変えないといけない距離こそが1対1の最大の難しさでもあります。自分より足が速い相手と遅い相手では距離を変えないといけない。そういうのを試合の中で、『この子速いなぁ。。距離空けよう』など、考える選手がいい選手です。自分の間合いにたまたま合った子にだけ勝てる選手では、いい選手とは言えないし、力があるとも言えない。こうした局面での『考える力』も大切です(%怒る男%)

最後は、ひたすら1対1をしました。たくさん回数をやる中で自分なりに失敗をしながら考える事を覚えてもらいたいのです。一つの形をしてから次をやる前に、『今日のテーマは何だった??』と確認して聞くと、残念ながら1年生からは全く返事がありませんでした(%ショボ男%) それだけ、目の前の事だけに集中していると言えば言葉はいいのですが、目的もなくただ単にやっているだけになっている子がやはり多いのです。それではせっかく意図を持ってやる練習の意味が半減してしまう(%ショボ男%) 守備側をメインに考えたテーマをもう一度確認をしてから最後の1対1をしました。1年生も攻撃の技術は高い子が多いけど、守備になると簡単に足を出したり、くらいつく気持ちが少ない子が多いので、こうしたチーム内の勝負から真剣になってほしいと思う。1年生にも言ったけど、最後の抵抗する一歩は気持ちで出すものだ。という事を忘れないでほしい。

3年生の1対1にはやはり、スピード感と力強さがあります。でも、一番大きな1,2年生との差は‥やはり『気持ち』です(%怒る男%) 練習の中のたった一本の勝負にどれだけの気持ちを注げるか??です。確かに失敗したから、負けたからといって何かがあるわけでもない。でも、練習で出来ない事がいざ試合で出来るわけもない(%怒る男%) そういう意味でも、一つの勝負に負けたら悔しがる表情、負けたくないから必死に足を出し、体をぶつける姿はいい見本になると思う。これが『勝負』だと思う。こういう緊張感みたいなものを練習から持てる子は試合でも同じ力をいつでも発揮出来る子です。ムラのある子、波のある子はこうした勝負を真剣に出来ない子です。何事にも真剣になってがんばれる選手になろう!!そうすれば一回一回の練習がもっと意味あるものになるはず!!気持ちを込めて、考えて練習をしましょう(%ニコ男%)
