今日はテーマは『味方としゃべる、要求する』でした。この前の一次予選ではこの課題が大きく出たのでここを少しでも良くして二次に臨みたいと思い、今日は味方にしたい事を伝え、終わったらしゃべる事を徹底した内容にしました。なかなかしゃべるというのは言葉では簡単なもので実行するとなると、何をどうしゃべったらいいのか分からなかったりします。でも、今は『自分がしたい事を味方に伝える』事から全員が始めてほしいと思う。いきなりは成果は出ない。でも、やろうとしないといつまでも出来ない。一日、一回の練習から変える気持ちで取り組んでもらいたいです(%ニコ男%)

基礎です。写真のひろくんのように、言わなくても首を振る意識が出来てきた子が増えてきました(%笑う男%) このように、毎回の意識で変わる事を全員が理解してほしい。やろうとする気持ちがあれば誰だって変われる。昨日も言ったけど、変わろうとする『勇気』が必要です。この基礎でも、『呼ぶタイミング』を意識してほしい。試合ではこんな味方が待ってる場面なんてない。自分から名前を呼んでもらいに行く気持ちを練習から持つようにしていこう!!

基礎の後に、自由にシュートする練習をし、味方に要求する事をさらに意識させた後に、3対2をしました。ここでは当然人数の勝っている攻めが有利なのですが、しゃべる事をしないと3人がばらばらになり負けてしまう事も出てくる。それではダメで、やはり『いつ?どこで?どのタイミングで?』を味方に伝えないといけない。もしくはどれかが欠けてミスになった時には必ず確認する事をしないと同じミスを繰り返してしまう。今日はとにかく『しゃべれ!!』と声を掛けた。いかに大事かを理解しないといけない。

ミスした後に、川口くんと今日参加してくれた花瀬くんが話していました。川口くんはしゃべっている分、同じミスがやはり少ない。それに、自分のしたいプレーをしっかり持っているから味方にも文句が言える。味方に何も言えない子は、考えずにプレーしているか、やらされているかのどっちかしかない。自分の意思を持ってプレーすれば絶対にしゃべる事はあるはずだから。こうやって一回一回しゃべって改善していく事で自然にしゃべる事が出来てくる。同じミスをしないように、また負けた結果を見てから後悔のないように『しゃべる』事をしていこう!!

最後は、サイドのフリーを付けての3対2+2(攻め)でした。ここでは、ルールとして必ずサイドからの攻撃をするように指示しました。中の選手は自分の欲しい場所を欲しいタイミングで言う。サイドはしっかり中の誰に合わせるかを指定してセンタリングを上げる。形だけを指示するとどうしても意識が薄く、単に点と取ればいい、みたいな雰囲気になる。毎回言うが、練習の為の練習をしているのではないので、この練習が何を意味するのか?を考えないといけない。今日は最初にしゃべる、とテーマを一つにして言ってあるのだから『このメニューはしゃべらなくてもいい』ではなく、『このメニューでは何がしゃべれるだろう?』と個人で考えるようにしないといけない。厳しい事かもしれない。でも、二次予選はそれだけ厳しい相手が待っている事も理解してほしい。楽に勝てないからこそ出来る事からしていくしかない。しゃべる事にレベルなんてない。いつやるか?だけの問題だ。みんなでしないといけない雰囲気を作っていこう!!