『個性』 
今日はこれについてです。個性って何だろう?自分の個性は?って聞かれたらどう答える??答えられる?以外と難しいのではないだろうか。個性というのは、その人にしかないものですが、逆に言うと『人と違ったもの』です。社会では、輪を乱さないように、みんなと足並み揃える事が『いい人』と位置づけられます。でも、サッカーでは、中田英寿、水泳の北島康介などみんなが知っているスター選手。種目のトップに立った人間は、マスコミのインタビューでもふてぶてしい態度を取ったり、優勝宣言や世界記録を出す宣言をしたりとちょっとした『変人扱い』をされたにも関わらず今でも世界のトップクラスです。みんなと同じようにきちんとマスコミに受け答えし、謙虚な発言をしていたら、この二人はもしかしたら世界のトップにはいないかもです。つまり、これが『個性』なのです。人と合わせるべき所と『自分を持つ』所をしっかり区別しているのです。守るべきルールはしっかり守るけどすべてを人の言いなりにはならない。自分を持つ事が『個性』なのです。今、中学生には『自分のプレーに意思を持とう』と言っているのは、個性を出そう!と言う事なのです。僕はこうしたかったんや、と胸張って言える選手になってほしい。人に言われて、はいはいと返事しているだけで個性があるとは言えない。個性のない人間はいない。でも、出さない(出せない)人間は山ほどいる。自分と言う人間をチームの中に存在させよう。いてもいなくてもいい人間なんて一人もいない。みんな同じ価値があるのだから自分を出す事に力を入れよう。個性は今から作るものではなく、みんなの中にすでにあるもの。『僕はこのグランドにいるんだ』と言う気持ちを出そう!そしてその個性をぶつけ合えるチームになろう。