《♯4 学び (パート2)》

サドベリー関係者へのインタビュー・シリーズ。今回は「学び(パート1)」の続きを簡単に紹介します。

「学び(パート2)」 on YouTube

短いコメントですが、どの発言にもデモクラティックスクールでの学びの特徴が簡潔に述べられていると思います。

“したいこと、必要なことをそのときに学んでいくのが、もっとも効率のよい学びの方法”というのが、サドベリー・モデルの基本的な考えです。

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Anthony(スタッフ、Diablo Valley School)

「どの子供も、理論的なことと自分がすることとのバランスを自分で見つけなければならない。そのバランスを自分で見出すやり方がその子の学ぶ方法なんだ。」

Michael(16才、Jerusalem Democratic School)

「もし代数が好きじゃない子がいたら、それはその子が今まで代数を必要としなかったからだ。もっていないスキルが必要なら、習いに行けばいい。やり方を知りたいことがあれば、それを習えばいい。それなしでも大丈夫なら、そのまま生きていけばいい。やりたくないことは、やるべきじゃないんだよ。」

「僕たちはおしゃべりからいろいろなことを学んでいる。それはデモクラティック・スクールでの典型的な学びの方法だけれど、普通の学校ではすすめられていない。むしろクラスでおしゃべりしていたら罰せられる。でもおしゃべりは、知識を得るための典型的な方法なんだ。(自分のしたい)読書でさえ普通の学校の授業では禁止される。でもサドベリーでは読書ができるし、そこから多くのことを学べるんだ」

Kelly(14才、Jerusalem Democratic School)

「(サドベリーの)スタッフや他の生徒とのおしゃべりから学べることは(学校で習うことより)もっとリアルなの。歴史や哲学やいろいろとね」

「5才や6才の小さい子どもたちは、上の子どもたちと違って、“挑戦”することが好き。彼らは安易な道を望まない。彼らは自分たちが行うことの経験から学ぶために挑戦するの」

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