NPOによるキャリア教育

キャリア教育についての議論が活発になされるようになってきました。
とても喜ばしいことだと思います。
しかし、その議論が「学校」を中心としたものに限られているうちは
子どもたちの成長に貢献することは難しいでしょう。

まず、「キャリア」は本来その人が一生をかけて創り上げていくもの
であるという認識の不足。
次に、「学校」と言う枠の中でキャリアを語るとき、「仕事」や「就労」
に限定された取り組みになる傾向が強いということ。
そして、何よりキャリア形成に必要なマンパワーの不足が言えるでしょう。

そこで、活躍できるのがNPOではないかと私は考えています。
フットワークの軽さ、ネットワークの広さ、自らの使命に忠実に
活動できるフィールドがNPOにはあります。

次世代は、創られるのではなく、創りだすもの。
子どもたちが、社会参加(社会参画)できる環境を整えていくこと
が本来のキャリア教育に必要なことでしょう。

子どもたちは「社会の扉」を開ける鍵をそれぞれが自分の中に持っています。
しかし、その鍵を見つけ出すことは容易ではありません。
「ヒント」や「チャンス」が必要なんです。

子どもたちが活躍できるフィールドの提供が求められます。
C.U.Pの活動に賛同してくださるNPOさん、ご連絡くださいませ。