ほりょんです!!
昨日は大阪国際女子マラソンのヌデレバが小幡を抜いた生野区の勝山通り近くのシガ(夫の実家)で旧暦にあたる正月を祝い集まりました。
前日から女が集まり調理をして昨日は早朝から(平日なら出勤前なのでもっと早い)
集まり、先祖に供えて儀式をする(女は参加できない)。順番に先祖に礼をするのはもちろん男からの年功序列(本式は女は礼にも参加できない)、先祖さまの食事が終わればお供えを下げ、みんなで食事をします。
年に10回ほどの行事のひとつですが普段はなかなか手伝えないので、久々に手伝ってきました。(^.^)
年間行事のほとんどはチェサという法事で、朴(パク)さんちのシガは三代上までなのでよかったですが、本式は七代うえの先祖までさかのぼってまつるそうです。
年中チェサですね。(-_-;)

<供えるご馳走の紹介>
牛肉の串焼き
豚肉とねぎの串焼き
スントゥブ(硬い豆腐)の串焼き
あまだいの開き
しいたけのチョン(卵をからめて焼いたもの)
かまぼこのチョン(彩のよいかまぼこ)・・・在日特有の材料だと思われる
ねぎとわらびのチョン
干しめんたいのチョン
パチ゛ョン(チヂミ)
ナムル三種(もやし、わらび、ほうれんそう)
ごはん
わかめと牛肉のクッ(汁)

果物三種
パン三種
餅二種
これらをめいめいに、専用の皿に高く盛り付ける

お供えが終わったら、これに
蒸し豚
キムチを加え、
3つのお膳いっぱいに並べてみんなでたべました。
おいしそうでしょう〜〜
おなかいっぱい食べてマラソンを見に行きました。

老いたシアボニム(義父)は80歳を過ぎていて、チェサのたびに、こうやって兄弟仲よくあつまれるのもご先祖様のおかげだと仰ってました。
8歳のときに日本に来たシオモニム(義母)は悔したったり苦しかったりしたけどみんなで助け合ったからこそ子どもを育ててこれたと仰ってました。
日に日に弱っていくシブモニム(儀父母)をみていると、二人の在日一世の物語を子どもたちに語ってもらい、それを語り継いでいくためにも、足しげく通わなければと思った二日間でした。
ほりょん