去る10月10日に第1回目、学生&キャンプスタッフの研修ミーティングをしました。
幸運なことに優秀な学生が集まりました。10代のためのキャンププログラムの
リーダーを務めてくれる大学生、そして彼らを支える「知力」「体力」「気力」を兼ね
備えた若手社会人の集まりは、なんと力強く希望に満ちていることか!!
次世代育成支援の本来の仕組みがここにあります。
10代を支える若者たち。その若者世代を支える「大人」たち。
市民社会が成熟するためにはきっとそんな認識が必要なんですよね。
うん。

そして、高校生対象アンケート速報も活用しながらワークショップ形式で議論を
深めました。お手本のないところで新規事業をデザインしていく作業は、かなり
面白い。年齢も生活環境も違う者たちが集い、情報を共有していく中で、一つの
方向性が生まれようとしています。

「10代のためのボランティア講座」が日本のあちらこちらで開講されるようになったとしたなら、日本の若者文化が変わるかもしれません。ボランティアが流行の最先端になり、ボランティアをしない若者が少数派になったとき、確実に日本の社会は変わるで
しょう。それが社会参加そのものであり、「市民」として生きることになるのですから。
このような夢を描くととても楽しい。若い人たちと話していると、そんなことも決して
不可能なことではないと思えるのですから不思議です。
何はともあれ、全ては1回目のキャンプが終了した地点がスタートだと思っています。
たくさんの人の手を借りて、夢を描く。そしてその夢をかなえるために、語り合う。
(あら、なんてステキ!)そんな時間をプロデュースしていきたいと思います。