積水ハウスと障がい者支援NPO☆企業のSRとソーシャルビジネス(3)

NPO法人『トゥギャザー』の中條理事長(もと積水ハウス社員)いわく・・

障がい者の働く授産施設で障がい者が週5日働いても月給一万円ほどと報酬が極めて低く、出来上がった商品の①品質②安定供給(数量・納期)は永遠のテーマだ!と。

注:)授産施設とは、障害者に対し生活指導および作業指導を行うところ

一方、積水ハウスの企業理念は「人間愛」で、本業のサスティナブル・ビジョンとして「地球生態系本来のバランスを基本とする持続可能な社会の構築に寄与するなかでの顧客満足度を高め、その社会の中で暮らしの提供をリードし続ける”住環境創造企業”を目指す」とある。

積水ハウスのCSR活動は・・
(1)本業において、住宅のユニバーサルデザイン展開
 Ex;高齢者・障がい者居住施設(ケアホーム・グループホームなど)の提案
(2)障がい者雇用の推進
(3)社会貢献活動として、SELP製品を全国でノベルティに採用

SELPとは?

Self&Helpの造語で「自助&自立」の意

重度の障がいをもつ人たちなどの手作りの製品を「SELP製品」と呼ぶ。

(全国2900の授産施設で約9万人が働いているが・・)
ひとつの施設で生産できる製品の量が限られてることや、
作った物の販売ルートが少ないなど
施設で働く障がい者の経済的自立にはまだ多くの課題がある。

障がい者の自立のためには・・
福祉施設の著しく低い給与水準の向上が必要☆

それには・・

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