「飲水思源(いんすいしげん)」

先日、お伊勢さんに行ったのですが、

そこで「飲水思源」という御言葉に出会いました。

直接的な意味は、「水を飲む際には、その水源や井戸を掘った

人間を忘れてはならない」ですが、

「物事の基本を忘れてはならない」

「他人から受けた恩を忘れてはならない」

という意味もあるそうです。

私にとって、まず思い浮かべる【命の水源】はご先祖さまです。

先日、私の父の三回忌を終え、お盆に入る時期に、

中途半端に終わっていた【家系図】の存在を思い出しました。

私は、①父の父の家系【大橋家】は、地元八尾市役所で

遡れるだけの直系先祖の戸籍謄本を入手していたのですが、後・・・

②父の母の家系【上田家/本籍地:大阪・平野区】

③母の父の家系【松本家/本籍地:大阪・浪速区】

④母の母の家系【西家/本籍地:岡山県高梁市】

②〜④の3つの家系の直系先祖の戸籍謄本も

入手したいと思っています。

今年中に全て入手し、大きな紙にこの4系列の先祖全員を

記載した家系図を自らの手で完成したいと思っています。

私の直接的なルーツであるこの4人の祖父母/4系列の

先祖の存在を出来る限り明確に把握した上で、

その全ての方々の供養と感謝をし続けたいと思っています。

ただ漠然と「先祖の供養」をするのではなく、

出来る限り先祖の名前/存在/生き様をお一人お一人明確にし、

各人へダイレクトに供養と感謝の念を送るという方法です。

その方が精妙且つ的確に、先祖供養が出来るような氣がしております。

(先祖供養の【精度】が上がるということです)

例えば曽祖父の兄弟姉妹、その子供まで、

とにかく直系先祖に繋がって、役所に残されている

戸籍謄本に記載されている全ての人/私よりも5代前/

江戸末期頃までの方々を中心に弔いをし続けたいと考えています。

まだまだ若い私が、多くの先祖という名の死人を

常に意識するとは何事や!?縁起でもない的な声を、

神社仏閣に一切行かない母を始め、親族一同から頂いてますが(笑)、

今生きている私たち、そして子々孫々までの弥栄の為には、

どうしても必要不可欠な行いであると明確に観、

認識しておりますので、家族・親族にはナイショで

このようなことを続けることにしました。

30年前に亡くなった、生前四国遍路を2周お参りするなどした、

信心深い父方のおばあちゃんは、

極楽浄土から喜んでくれていると思います。

ご先祖さまを始め、かつてこの地球に生きておられた幾百千のみたま/

意識とあれこれ対話するのは非常に面白く、学びになります。

父の命日である8月5日の夜(3日前)、

ご飯を食べながら何となくテレビを見ていたら、

12年前に父母妹と一緒に行った、

スイス・ユングフラウヨッホが出てきました。

貿易商だった父のビジネスパートナー・アンドレアスさんの案内で

スイス国内をあちこち旅しました。

どうしても最晩年の病気で寝込む父のイメージが

脳裏に残っていましたが、このテレビ番組のおかげで、

めちゃくちゃ元気だった父の姿が強烈に思い出されました。

ほんと、父との懐かしい日々の一コマです。

・・・我が父も、最初は私の意識場の外に意識がありましたが、

最近は私の意識場の中から声が聞こえて来て、

私が幼少期の時ように、穏やかな親子の対話が出来、

密かに嬉しく思っています(=人=)☆

【写真】

1.幼い頃の思い出写真、父・母との写真いろいろ

2.大橋家本家(今は更地になって売りに出された)の

仏壇前に置いてあった【茶箪笥】などを大橋家本家の

形見として頂きました。

3.大橋家本家の納屋から出てきた、使用感満載の

【錫杖付きのお杖】(曽祖父のもの?)。

こちらも形見として頂き、寝室に置いています。

このお杖の主のように、これからも荒行、頑張ります(笑)♪

4.スイス・ユングフラウヨッホの写真(12年前の写真)

スイスの風景、そしてユングフラウヨッホ展望台からの眺めは

本当に最高でした。展望台の柵の上にいた黒い美しい鳥が、

私たちを歓迎してくれました。

電車で富士山レベルの山に登れるってホンマ凄い!!!