「稲村ヶ岳 登拝」

もうかれこれ10年以上・・・

奈良・大峯界隈にご縁頂いておりますが、

大峯の山々に登拝したことは無く・・・

ようやくご縁あって、女性でも登れる

「稲村ヶ岳」に9月25日(日)、登って参りました〜^^♪

今回の登拝のお供は、大橋家の“おもや”の

納屋で見つかった、めっちゃ年季の入った、

錫杖つきのお杖。私の曽祖父、もしくは

高祖父あたりの父方の先祖が

使っていたものであると思われます。

錫杖つきなので、このお杖の持ち主は「先達さん」っぽく、

微妙に曲がり節がたくさんついた長い木は、

手作りって感じがします。

個人的に観じていることは、

明治元年生まれで昭和5年没の

私のひいじいちゃんが「岩吉」という名前で、

この【岩】という名前がいかにも行者っぽいですので、

勝手にこの曽祖父のものだと認識しております(笑)。

このお杖が“おもや”の納屋の天井部に収納されていた、

鍬や鋤と一緒に出てきたのは、

このお杖を日常生活の中で使っていた

証拠であると認識しており、

行と共に生きていたこの曽祖父あたりのDNA【想い】が、

ひ孫である私を大峯やお四国【行】に誘っていたんや!と、

明確に理解出来た瞬間でもありました。

にしましても、、、

このお杖と一緒に登拝したいがために、

カジュアルな普段着ではなく、お杖に合うように、

四国遍路で着る白衣や輪袈裟スタイルで登拝し、

貫禄ありまくりの稲村ヶ岳山上での記念撮影になりました(苦笑)☆

私が入っている経営者団体

「一般社団法人政経倶楽部連合会」と深い関わりのある、

「林英臣政経塾」の関西講座の方々が、

稲村ヶ岳に登拝されるということで今回、

オブザーバー参加させて頂きました。

さすがにこのような霊峰中の霊峰は、

作法知らずの素人一人で登るのは

お山に対して失礼かと思いまして・・・^^;☆

大峯・山上ヶ岳は女人禁制ですので、

私は登拝出来ないのですが、

その近くにあります稲村ヶ岳は女性でも登拝出来ます。

先達の森口さん&石田さんにみんながついていって、

せっせと登り下って来ました。

登りの途中で、お杖の錫杖部分がパッカリ折れましたが、

完全に折れる前に異変に気づいて紛失することなく、

持って帰ることが出来ました。

細長い木製の杖ですが、

軽い上に非常に丈夫で使い勝手が良く、

とりわけ急勾配の下りの道を歩く時にめちゃくちゃ重宝しました。

さすが先達さんお手製&ご愛用のお杖です。

ほんと、大橋家の家宝、そして私の宝物です(*^^*)♪

稲村ヶ岳の頂上はハネアリがたくさん飛んでいて、

普段畑作業で使っているアミつきの帽子が重宝しました。

とてもいい天気でしたので山上ヶ岳などの大峯の山々が

より美しく観えました。

ほんと、林英臣政経塾のみなさまのおかげで

非常に感慨深い登拝をさせていただきました。

このお杖の主の方、ご先祖さま、

みなさまも大喜びで、子孫の私も大満足です。

その夜は洞川温泉郷の桝源旅館に泊まり、

みなさまとワイワイ楽しい時間を過ごさせて頂き、

翌朝はみなさまの真剣なディスカッションを観、

非常に勉強になりました。

最後は、いつも愛飲しております大峯の名水

「ごろごろ水」を自家用車の積載量ギリギリまで汲んで

娑婆(大阪)に戻って来ました。

お世話になったみなさま、ありがとうございました(=人=)☆