「寝台特急サンライズ シングル個室解説」 (2022月1月旅④)

寝台特急「サンライズ」の「シングル個室」の

案内をさせていただきます。

ベッドの幅は70㎝くらいだったかなぁと思います。

一回は寝返りが打てました(笑)。

長さは小さなテーブルの下も含めれば、

2メートル弱はあろうかと思い、

私には十分な大きさでした。

そのテーブルは、自分のノートパソコンは

すっぽり置けたので、全然問題無く、

パソコン作業が出来ました。

備品として、使い捨てのコップ、寝間着、

まくら、ふとん、スリッパがありました。

(タオル類はありません)

ヒーターは、切・弱・中・強とあり、

臨機応変に切ったり強にしたりして調整していました。

ヒーターの調整つまみ界隈には、室内灯のスイッチ、

時計(目覚まし機能つき)などもありました。

コンセントは1つありましたので、

充電とかに使いました。

ベッドの横(扉側)には、荷物が置ける台があったり、

靴が脱いだり、立っても頭が天井に

当たらないくらいのスペースがあり、

そこで着替えをしたりしました。

そして中からは鍵がかけられ、

外からは暗証番号を設定するタイプの鍵がかけられました。

そんなかんだで、寝台特急の個室と言っても、

意外と広く、快適で嬉しかったです^^♪

寝台特急「サンライズ」は、

「サンライズ出雲」「サンライズ瀬戸」があり、

サンライズ出雲は、島根・出雲〜東京間、

サンライズ瀬戸は、香川・高松〜東京間を

毎夜1本ずつ走っています。

(年末年始などは、上下線ともに1本増便されるそうです)

2つのサンライズ号はそれぞれ7両ずつで、

上りは途中の岡山駅で連結され、

14両になって、東京へ向かいます。

逆に下りは岡山駅で切り離され、

出雲と高松にそれぞれ向かっていきます。

東京方面はサンライズ瀬戸、出雲高松方面は

サンライズ出雲が必ず連結されて、

決して入れかわることがありません。

今回私はサンライズ出雲の1号車(最後列)の寝台でしたので、

出雲〜東京間全て、一番後ろの車両でした。

今回、先述しましたように、「シングル個室」を予約しました。

「デラックスシングル」という、

正にデラックスな個室もあったのですが、

鉄オタ系ユーチューバ—さんの情報で、

別に部屋の中に洗面台や机&椅子はいらんし、

「シャワー券」もいらんしな〜という感じです。

(激しく揺れる車内でシャワーあびるよりも、

ゆっくり日帰り温泉に入った方がいいと判断しました)

で、2階上段の個室ですと、1階下段と違い、

駅ホームで、個室内が見知らぬ人に丸見えにならなくて済むし、

2階上段の窓は、上部が丸くカーブしていて、

寝ていたら、そこからお月様やお星さまが見えて、

とってもイイカンジなんです^^♪

しかも、進行方向右側は、太平洋から上る朝日が見れるので、

いいとのことでしたが、この時期は日の出が遅い上に、

太平洋が見える時間帯の車窓は真っ暗(凹)。

しかも私の事前情報収集ミスで、

東京に着く前の横浜駅からしか、

車内アナウンスがされないので、太平洋を眺める

絶景ポイント界隈で爆睡していたという有様^^;★

ほんと、横浜駅アナウンスで慌てて起きて、

30分弱の内に着替えて荷物の整理をして等・・・

最後は慌ててしまい、サンライズ最後の余韻に

ちょっとひたりにくい状態で東京駅に着きました(反省)。

ま、私の母方の祖母の生家のある、

岡山・備中高梁駅界隈は、

前日夜22時前に停車・通過しましたので、

月明かりの中、バッチリ☆

進行方向右側の車窓から見ることが出来て、大満足でした!

部屋の明かりを全部消して、流れゆく車窓を、

町明かり、月明かりを頼りに、ぼーっと観ておりました。

嗚呼、最高の・・・至福の時間。。。

寝台特急、ヤミツキニなります(*^^*)☆

「サンライズ出雲」は18時51分出雲発、

「サンライズ瀬戸」は21時26分高松発です。

出雲号の方が、圧倒的にサンライズ号を

満喫出来る時間が長いので、

今回は出雲号に乗ることにした次第です^^♪

寝台特急「サンライズ」は、上り・東京行きのみ、

大阪駅に0時31分に停車します。

大阪駅で、同じ1号車に3〜5人くらい

入って来られました(ガサガサと数名の方の音が聞こえました)。

ご承知の通り、私は大阪の人間ですので、

本来であればここで下車、もしくはここから

乗車すべきだったのですが、

18時51分から翌朝7時8分までの12時間ちょっと、

みっちりサンライズ号を満喫したかったので、

真夜中の大阪駅はスルー(通過)させていただきました。

が、さすがに、車窓から消えゆく我が町・大阪を眺めると、

何だかちょっぴり切なくなり、

「おおさかよ〜・・・さよぉーなら〜〜〜」

とつぶやいてました(笑)^^;☆