「曹渓寺と明洞聖堂 韓国旅⑧」

ウィキペディアによりますと、

韓国における宗教の割合は

以下のようになっています。

無宗教:43.3%

キリスト教:31.6%

(18.3%がプロテスタント、11.0%がカトリック)

仏教:24.2%

その他若しくは不明:0.9%

曹渓宗(そうけいしゅう/チョゲジョン)は、

韓国仏教の最大宗派である「大韓仏教曹渓宗」。

総本山である曹渓寺に行って来ました。

https://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=485

大雄殿の中には、大きな金の仏様が三体おられました

(韓国一の大きさなんだそうです)。

とってもたくさんの色とりどりの名前入りの提灯が、

韓国の方々の信仰心の深さを感じました。

なんだかお盆の提灯にも似ていて・・・

改めて仏教は大陸から齎されたんやと実感いたしました。

韓国初のカトリック教会である

明洞聖堂(ミョンドンソンダン)にも行って来ました。

https://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=494

ここも重厚感のあるとても清らかな祈りの聖地でした。

ここも観光客だけではなく、地元の信者の方が多かったです。

一昨年、カトリックの三大聖地の一つ

「サンティアゴ・デ・コンポステーラ教会(スペイン巡礼)」に行って来ましたが、

そこで出会った唯一のアジア人が韓国人で、

カトリックの信仰心の篤さに恐れ入りました。

なお、韓国人にクリスチャンが多い理由ですが、

個人的には過去の儒教(階級)社会の反動だと観ております。

キリスト教は「信じれば救われる!」的な、

信仰心の篤さを通しての平等主義に惹かれたのと、

日本にも一時ありましたが、欧米至上主義的なミーハー要素・・・

ナウいものにはすぐ飛びつく!という風潮があるように感じています。

韓国ドラマでも(冬ソナもそうでしたが)教会のシーン、結構ありますし。

韓国も日本同様、無宗教的な人が多いそうですが、

「目に観えない大いなる存在に帰依する」という概念は

日本同様確実に存在し、その想いに神仏はお応えし、

その祈りは過去から未来へと紡がれて行っているようです(=人=)☆