「要物必与 〜虚空蔵菩薩〜」

日々信心深く生きておりますと、

摩訶不思議にステキなことが、

起こって参ります(ー人ー)☆

ほんと「必要な時に、必要なものが与えられる」という、

要物必与(ようぶつひつよ)の境地を

体感体得しております。

先日、マイ畑のサツマイモを収穫した後、

畝の土を掘り返して施肥をし、

新しく畝を整えました。

そこにタマネギ苗を植える直前、

畝の表面にあった小石を手で一つひとつ除去してますと、

不思議な形をした金属製の物体を見つけました。

よくよく見ますと、

そこには仏様が彫られていましたぁ〜(>0<)!!!!!

なぜ、畝の上にあったのか?全く持って謎です。。。

その仏様にはたっぷり泥がついていましたので、

長い間土の中におられ、今回掘り返したことにより、

地表に出て来られたようです。

その仏様の裏面には

「嵯峨 虚空蔵尊 御分身」と、

分かりやすい表記が施されており、

帰宅後ネット検索すると即、出て来ました↓

【虚空蔵法輪寺(嵯峨の虚空蔵さん)】

https://www.kokuzohourinji.com/

真言宗のお寺で京都・嵐山にあるそうです。

ご本尊が虚空蔵菩薩です。

虚空=大空(宇宙)を意味し、その大空は、

一つの大きな蔵の如くとなっており、

その無限大に拡がる大きな蔵を意味する仏様のようです。

八十億の菩薩の中で最も上主をなすと言われ、

「宇宙の総てのものを含蔵し、無量の福徳・智慧を具え、

常に衆生に与えて諸願を成就させる菩薩」で、

「大日如来の福智二徳を本誓とする故に、同体」

であるとも言われているようです。

右手に持った火炎のついた剣で

“虚空蔵”からあらゆる智慧を下し、

左手に持つ宝珠で人々の願いを叶えるとのことです。

京都界隈でメジャーになっている風習「十三まいり」では、

13歳になった男女が、

虚空蔵菩薩から智慧を授かるという意味があるようです。

(私が暮らす八尾では、「七五三まいり」しかありません)

あと、青年時代お大師さん(弘法大師 空海)が

かつてこの菩薩の真言

「ノウボ アキャシャ キャラバヤ ヲン アリ キャマリ ボリ ソワカ」

を壱百万遍繰り返す行をされ、

やがて四国・室戸岬にある御厨人窟で

輝く明星が眼前に飛来し、口に入ったという

驚くべき体験をされたと自著に記され、

いよいよ悟りの境地へと拓かれて行ったとのことです。

ですので、四国88の青年時代のお大師さんが

こもって修行された21番太龍寺と

室戸岬にある24番最御崎寺のご本尊も虚空蔵菩薩で、

加えて、私が四国88で一番好きなお寺

(=四国遍路をしていた父方の祖母が一番好きだったお寺)

の12番焼山寺もです。

四国ではこの3ヶ寺のご本尊が虚空蔵菩薩です。

にしましても、大衆に絶大なる人気を誇る

メジャーな地蔵菩薩でも観音菩薩でもない・・・

マニアックな虚空蔵菩薩というあたりが、

よしこちゃんらしいです(笑)♪

摩訶不思議なご縁で突如私の手元にやって来た、

この虚空蔵菩薩様の確固たる意志【想い】

というものをヒシヒシと感じ・・・

「今この時期に、私の手元にやって来るために、

長い間この土の中でじーっと待って下さってはったんやな」

と、感無量。。。(T人T)☆

ということで虚空蔵菩薩の

“おかげさま(智慧)”も頂きつつ、

更に精進して参りたいなと思いました。

法輪寺さんにお礼参りも行かないと〜♪

ほんと人生はこのような感じで、

宝(おかげさま)がいっぱい詰まった、

奇跡の宝石箱のようです〜(=人=)☆