今更ながら・・・「和を以(も)って貴(とうと)しとなし」を観る

ある調べ物をしておりますと、

聖徳太子の「十七条の憲法」がネット上に出て来ました。

その第一条・最初に記載されております、

「和を以(も)って貴(とうと)しとなし」

は有名な御言葉ですよね。

それには、続きがありまして、原文の読み下しは・・・

一に曰(い)わく、和を以(も)って貴(とうと)しとなし、

忤(さから)うこと無きを宗(むね)とせよ。

人みな党あり、また達(さと)れるもの少なし。

ここをもって、あるいは君父(くんぷ)に順(したが)わず、

また隣里(りんり)に違(たが)う。しかれども、

上(かみ)和(やわら)ぎ下(しも)睦(むつ)びて、

事を論(あげつら)うに諧(かな)うときは、

すなわち事理おのずから通ず。何事か成らざらん。

・・・となっております。

その現代語訳は、

一にいう。

和をなによりも大切なものとし、

いさかいをおこさぬことを根本としなさい。

人はグループをつくりたがり、悟りきった人格者は少ない。

それだから、君主や父親のいうことにしたがわなかったり、

近隣の人たちともうまくいかない。

しかし上の者も下の者も

協調・親睦(しんぼく)の気持ちをもって論議するなら、

おのずからものごとの道理にかない、

どんなことも成就(じょうじゅ)するものだ。

・・・と記載されており、

ほんと、真理・真実というものは、

時代を超え、貫かれているものなんやなぁ〜って、

しみじみ、実感。

「十七条の憲法」詳細は、下記をご覧くださ〜い(%笑う女%)(%王冠%)↓

http://www.geocities.jp/tetchan_99_99/international/17_kenpou.htm