吉備の国・岡山旅。〜その⑤:『ホリエモン』マンキツ♪〜

20日お昼も、

岡山市内の「ジップアリーナ岡山」にて、

商工会議所青年部の全国大会が開催され、

記念講演として

『ホリエモン』こと、堀江貴文氏が登場されました(^0^)!

初めて生で見ました☆

かぶりつきで最前列で聴かせて頂きました!

講演テーマは・・・

「失敗から学ぶ、ホリエモン流経営学

〜マイナスからイチへと始まるチャレンジ精神〜」です。

今までに見たことがないタイプの“フーテン経営者”で、

何故か魅力的で興味シンシンでした。

この講演でホリエモンが一番訴えたかったことは

成功する人は、例え思いつきであっても、

戦略的であっても、バカであってもカシコであっても

『一歩踏み出せる人』『一歩踏み出せる勇気のある人』

ということでした。

あと、「失敗を忘れる力」が必要のこと。

失敗をずっと、うじうじ悔やんでいても何も始まらない。

なぜ失敗したのか?検証し、(原因の究明)

組織的にそれを二度と繰り返させないようにする

仕組み・システムを作ったり、

今後は意識せずに失敗をしないようなマニュアル化・自動化した後に、

失敗は綺麗に忘れる。

「『人間誰しも失敗する』これが当たり前であるという視点に立つ」

・・・ということの必要性を強く訴えておられました。

そして、チャレンジし続けることの重要性も語っておられました。

チャレンジし続ける人間・時代を先駆ける人間は

『勝負時』というものがある。

絶対失敗しないことは=何もしないことである。

何もしない人間ばかりだと、人間社会は停滞・衰退してしまう。

経営者は常に『ファーストペンギン』であれ!

※ファーストペンギンとは、

ペンギンの群れの中で最初に海の中に飛び込むペンギンのことを指す。

このファーストペンギンは、最も危険度・リスクが高い。

何故なら、海の下にはサメなどの天敵がいる可能性があるから。

血まみれもいとわない、バカが多い。

リスクが高い分、成功すれば最も多くの魚(食べ物・報酬)が得られる。

チャレンジしないと、何でも前に進んでゆかない。

「世の中には、極右・極左両方存在するが、

一見間逆な人間であっても、共通するのは、

今の変化する状態を変えたくないということ・・・

どっちも超保守的である!」という

過激なホリエモン節も出ました♪

例えば、自然界には、「火」というものがある。

我々人間は「火」を100%コントロール出来ない。

例:山火事、大火災など。

自然界(つまりこの娑婆)には、100%安全ということは存在しない。

存在すると思うことは、つまり幻想や願望である。

それでも果敢に火をコントロールすることを挑戦し続けることが重要。

99.9%の「9」をどんどん後ろに追加し、

少しでも100に近づけるように努力し続けることが、

人間の進化の道である。

そして最後に、

「自分のやりたいことのビジョンを、

大風呂敷広げて、周りの人を巻き込むべし」

とおっしゃっていました。

人生はレールの上を滑って行くものだと

勘違いしている者の力を巻き込んで、

どんどん自分の力を増幅させて、

道なき道を創造し歩んで行って欲しいとのことです。

例えば、自分が英語をしゃべらなくていい。

通訳を雇うか、英語が出来る人を雇えばいい。

英語が出来る人はナンボでもいる。その人の力を

自分の力にすればいい・・・とのことです。

大事なのは、人と人、人と社会、国と国・・・

相手のことをどれだけ想えるのか?

恐れずに前を向いて歩いていけるか?である。

だからこそ、まずは自分から

相手の懐に入って行けることが大切だ・・・と

おっしゃってはりました。

うーん。深いなぁ・・・。

ほんと、周りにはいない経営者タイプの方でしたので、

本当に目からウロコと言いますか、

ほんと、テレビで見るそのまんまの方で、

いい意味で「己」を持っていて、

淡々と、クールな頭に、ホットな心両方を使って、

自らの心が思うままに、生きておられるんやなぁと感じました。

何にも囚われていない、敢えて言うなら、

己の信念のみにしか囚われていない、

まっすぐな人やなぁって感じました(^^)。

こんな感じで、普段お会いしないタイプの方の

お話を聴くのは、非常に勉強になります!