歯を抜きました

1年程前に「なんか奥歯がグラグラする」と思い、

歯医者さんに行きますと・・・

「歯周病です」とズバリ言われ

「歯周病なんて、まだまだ先やと思ってたのに〜(%とんかち%)(%痛い女%)(%涙%)」

と、かなり凹みまくりました。。。

実際、完全なる歯周病の歯は左上奥歯一本だけでした。

発覚から以後2週間に1回程、

歯医者にて歯周ポケットに歯周病箘をやっつける為の

薬を入れに行ってましたが

(歯ブラシが届かない深い所まで病が進んでましたので)、

いよいよ今月12日夜から急に歯が浮き出て来た感覚がした上、

食べ物を噛む度に強烈な痛みが起こり、

人生初☆大人の歯との別離を決意し、

14日の夕方に歯医者に行き、抜いて頂きました。

「歯を抜く」ということを歯科医師と私が合意をした後

局部麻酔をし、その5分後くらいにペンチのようなものを使用され、

あっけなく一瞬で抜けました。

散々過去悩み苦しんだ割には、あっけない最期の抜歯の瞬間でした。

・・・若干37歳で歯周病によって歯を失うなんて・・・

自らの『老い』をまざまざと見せつけられ、

精神的にかなり凹みマシタ。

きっとこんな病(苦難)の出来事の積み重ねで

だんだんと、老いや死というものを受け入れてゆくんだと感じました。

今回抜いた奥歯は、歯の内側を磨く時

「オエ〜」と吐き気がし気分が悪くなったので

長年磨くことを無意識に避けて来た場所です。

その歯ブラシを避けていた口の奥の内側左上部から

歯周病が広がっていったようです。

抜いた歯を見ますと、その箇所から歯の底までが

見事に歯周病箘によって溶かされ、細くなってえぐれていました。

もちろん長年生きている間に

蓄積されて来たストレスの影響もあると思います。

・・・『余計・不必要な力み』が、

弱いこの歯に集中して行ったんだとも感じました。

あと私の遺伝的な理由もあり…

私の「親知らず」は、下2本は元々生えて無く・・・

上2本は有るのですが、

その2つ共に手間にある奥歯に邪魔されて、

歯茎に埋もれたままなんです。

とりわけ左側の親知らずが大きくて、

その親知らずが、問題の奥歯を下から押していたようです。

またその親知らずがあった影響で、

問題の奥歯は根を横や下に広げられなかったので、

元々弱かったようです。

生命の神秘?

…面白いもので、問題の奥歯がいよいよグラグラして来たら、

隣で隠れていた親知らずが、

それに向けて顔を出して来たんです☆

その親知らずが、失った歯の代わりにその位置近くに出て来て、

食べ物を噛む機能を果たしてくれる可能があるそうで…

私は今まで存在を全く意識していなかった、

その親知らずに一抹の希望を見出だしている次第です(-人-)☆

歯を抜いた14日の夜、

私が住む地域の神社では『とんど祭』というものがあり、

実は昨年末、

「過去全国各地のあらゆる神社仏閣で頂いた

お札やお守り等を潔く捨てよう」と決意し、

今年のとんど祭を待っていました。

私はお参りする(信仰する)神社仏閣をも『取捨選択』することを決め、

(今年の私のテーマは『取捨選択』なんです)

それ以外の場所から頂いたもの全てを

とんどで燃やし、『空(カミ)の世界』にお返しをさせて頂きました。

神社仏閣はたくさんありますが、“もと”は一つであります。

私はどの神社仏閣をお参りしても、

私の祈りが届く場所は同じであると思っています。

祈りを捧げる入口(場所)は違っても、祈りが届くところ・ゴールは

同じだと最近感じるようになりましたので、

自分に永続的なご縁があると感じる神社仏閣以外のものは、

手放すことにいたしました。

で、そのたくさんの神仏のものと一緒に、

長年お世話になった私の歯も、コッソリと

白い布にくるんだ某神社から頂いた木箱に入れ、

とんどの中に投げ入れました。

他のものと一緒に燃えて空に消えて逝く箱を眺めながら、

あたかも私の肉体が入った棺桶が燃えてゆくような感覚で、

静かに見届けていました。

あれだけ痛かった歯の痛みが、抜歯したら消え、

(おかげさまで局部麻酔が切れても痛みはありませんでした)

その抜歯の数時間後、つい数時間前まで自分と運命共同体だった歯が

燃えて消えて逝くのを、痛みから開放された私が眺める…。

きっと、私が死んだ後…

肉体から魂が抜けた状態や心境って、

こんなんやねんやろうなってかみしめながら、

消え逝く歯(箱)を眺めていました。

歯を抜くまでの身体的&精神的苦痛を越えた後は、

意外とあっけなくそれらの苦痛が消え〜執着からの開放〜、

久しぶりに心の平安というものを感じました。

しばらくは歯には悩まされることはないと思います。

この一本の歯は失っても、

まだ他の歯はおかげさまで元気に残っています。

歯を始め、自身の心身の健康の大切さを今回、

身を持って体験をさせて頂きました。

一本の歯(物)にも、もしも「魂」というものがあるのであれば、

その魂は一足先に『三途の川』を渡り、

将来私の肉体が荼毘にふされ、私本体の魂が三途の川を渡った時、

その渡った所で、その歯の魂とまた再会を喜びたいと思います(笑)。

しばしの別離(わかれ)となります。

私の身体の一部となり、私の命を支えてくれていた

その左上の奥歯に感謝、感謝です。。。

そして、自分の心身に苦痛があり、

その痛みに囚われている、所謂「不幸の状態」では、

よい行い&人生は歩めないと今回痛感し、実感いたしました。

よしこちゃんなりの健康法をあれこれ考えて、

少しでも老化のスピードを遅らせるべく、

益々の心身健康を実践してゆくと決意した出来事となりました(%笑う女%)(%王冠%)