接客業って何やろうなぁ?〜自己の利益と社会貢献との天秤〜

最近また疲れが溜まっているように感じ

仕事帰りにとあるラーメン屋さんに

スタミナ満点のにんにく&ねぎラーメンを食べに行きました。

そこに入ると、次々にスタッフ全員が

「いらっしゃいませ〜!」を連呼。7・8人の声が聞こえて来ました。

私はその時、疲れの為か、「うるさいな・・・」と思いました。

どうやら、お客さまが入って来た時と、レジに行った時

それから帰る時と3回、1人のお客さまに何らかの言葉を言うようです。

私が食べに行った時間帯はちょうど夜のかきいれ時。

次から次へとお客さまが出入りし、その度に

「いらっしゃーませー!」だの、「○○一丁ー!」だの

「ありがとうございます!」だの大声で連呼しまくっています。

みなさんもご承知の通り、ラーメン屋さんは

最近至る所にあり、競争が激化しています。

そんな中、各会社&店舗はありとあらゆる方法で同業他社との

差別化を図り、この競争社会を生き残っていこうと懸命です。

その差別化の一つの手段として、「接客」があります。

私が推測しますに

そのお店は「元気な接客」というコンセプトを遂行し

その一環として、スタッフ全員が大声を出してるのだと思います。が、

私はそれが裏目に出ていると考えています。

その結果が、いち顧客である私の「うるさいな」という不快の感情です。

そのお店のスタッフの中でとりわけ大声を率先して

出しまくっていたおじさんがいました。

その方がきっと店長でしょう。

その店長は、日々スタッフに

(その店長自身の方針か、会社の方針か分かりませんが)

「もっと大きな声を出しなさい」言っていると思われます。

が、一部のいかにもアルバイトっぽいスタッフは

「(後で店長に怒られるから)大きな声出さなアカン」と

店長のその言葉の意味を間違って認知し

「私はお客さまを歓迎します」という心のこもったおもてなしのココロが

明らかに入っていない人の声も混じっていました。

こんな声出したら、出さないほうがマシだと思いました。

実は、私も前の職場(大手企業の接客業)で接客の言動について

上司に細かく&うるさく言われていました。

その上司は、本当にスタッフのココロを操るのが下手で

コトゴトク私をやる気のない世界へと導いていきました。

今となっては、その上司との出会いは、いい勉強になっていますけどネ♪

素晴らしい反面教師です。

実はそのお店、「お客さまアンケート」をテーブルの上に置いていて

上記のクレームを書こうと思ったのですが

今日昼間、知人に

「僕の携帯に、セールス電話がよくかかってくるんです。

いつのまにやら、どっかから漏れていたんです(泣)。」

という恐ろしい話を聞かされたので、個人情報を記入するように

書かれていたので、アンケートを書くのを止めました。

匿名で書くのもめんどくさいですし(苦笑)。

接客業にとって

いかにお客さまの声を経営に反映していくか?重要ですから

アンケートを書きやすい環境をちゃんと整えておいた方がいいですよね。

ただテーブルに置いておくだけじゃなくてネ。

それにしても、お金払って美味しいラーメン食べるだけでなく

接客などに関することを勉強できるって、いいことですよね(^〇^)!

以上が今晩ラーメン屋さんで思ったことですが

そう言いながらもそのお店が嫌いになった訳ではありません。

私は、チョット的が外れていても、企業努力を頑張ってやっていることに

対しては好感を抱いていますし、ラーメンの味、おいしいし(^^)。

私が、この世で一番企業努力していないと思っているのが

私の本業でのボスである市役所(行政機関)です。

これは大多数のみなさまと同意見だと思われます。

私は一年前に半分公務員のような職場に就職し

素晴らしい公務員の方も沢山見てきましたので

100%公務員=悪だ!税金ドロボーだ!!とは

いっこも思っていませんが

ホント、「お客さまである市民のために存在しているのか?」と

疑問に思わざるを得ない対応をされることがしばしばあります。

「そりゃー自己保身、職務怠慢」やろ〜!って

思わず突っ込みたくなる時もあります。

先日、こんなことがありました。

私が関わる市役所での会議の参加者に、パキスタン地震の寄付を募ろう!

と私の尊敬する方がおっしゃり、箱を作りました。

作ったものの、その箱に入ったお金をどこに持っていこうか?ということになり

市役所の方に「どこの窓口で受け付けていますか?」と聞きました。

すると「どこも受け付けていません」というつたない返事が・・・。

更に「今のところ特にそのような話も出ていません」。

あの地震が起こって、一体何日が経っているのでしょうか?

行政の機動力(スピード)の無さに改めてあきれました(T_T)。

で、その会議の後、某大手コンビ二に買い物に行きました。

そこのレジに

「パキスタン地震の義援金、よろしくお願いします」

とかいてある募金箱があり、更にコンビ二の出入口の扉には

「前回の義援金○○○○円、ありがとうございました」

というポスターが貼っていました。

さすが競争社会を勝ち抜いている(=企業努力している)企業。

対応が早い!と感心しました。

私は、行政機関やそこで働いている方が全て悪で

民間企業が全部素晴らしいとは思っていません。

が、この企業のスピードは見習って欲しいです。

ま、このブログでこう訴えたところで、行政機関は

何も改善されませんが(虚しさの風が・・・)。

っていうことで、行政批判のページになっちゃいましたが

この辺でやめておきます。

ここでやめておかないと、延々と書いてしまいそうなので(笑)。