ええカンジの駅舎と虹色のヒマワリ

今日の昼間
「よしこちゃん☆かけはし工房」の
お仕事の打ち合わせで、鶴ヶ丘駅
(セレッソ大阪で有名な長居公園の近所)
に降り立ちました。

少し早めに着き、初めて降りる下町風の
駅前をブラブラ探索していました。

で、駅舎を眺めてみると
こじんまりした可愛らしいオーラ出まくりで、感激!

とりわけ上層部分の古めかしい
ステンドグラスがええ味出しています。

そこにいた50代の駅員さんも
誠心誠意のある接客態度で感激。

『ありがとうございます』
お客さんへのその一言が
とてもココロがこもっていて
すがすがしかったです。

しかもその駅員さん
蒸し暑い外(改札口)にわざわざ出てきて
おられたので、よけい感激しました。

普通の駅員さんだったら
自動改札やし・・・暑いし・・・
駅員室の中にこもってそうですが・・。

駅舎から出て、外にでてみると
踏切がありました。
その上には、電車が走る真新しい高架が。

現在このあたりは
天王寺方面に行く電車は高架上を走っていて
和歌山方面に行く電車は地上を通っています。

近い将来、両線共に高架になるようです。

そうなると、このええ感じの駅舎も無くなるでしょうね。
交通渋滞を無くすための高架化・・・
これも時代の流れでしょうかね。

その駅の傍にあった踏切に行くと
木工細工が上手な方が
作ったような献花台がありました。

過去に、そこで誰かがお亡くなりになられたようです。

その献花台の横に
ラミネート加工された紙が2枚貼っていて
その書いた主は明らかに中高生っぽい文字で
可愛らしい、学校名の入ったバレーボールや
そのユニフォームのイラストが併せて描かれていました。

また、『HOME MADE 家族 』という
ちょっと前に、若者の間で頻繁に歌われていた
歌の歌詞が書いてたりしていました。

それらの文章を読んでいると

友達が何も言わずに突然
遠くの世界に行ってしまったという
苦痛な感情と
その友達への感謝の気持ちが
とてもよく伝わってきました。

その紙を書いた主はその友達のことを
『虹色のひまわり』
と表現していました。

私は無論、その紙の主たちも
『虹色のひまわりさん』も知らない人たちですが

その気持ちが溢れんばかりのメッセージに
とても親近感を覚えました。

その踏切も高架が完成すればなくなりますが
なくなった後も
『虹色のひまわりさん』の友達や
身の周りの人たちが
その死を抱えながらも
たくましく生きて欲しいなぁと
心から思いました。

そして、毎日当たり前のように生きている自分に
何だかおもいっきり「カツ」い入れたい気分に
なりました。

生きているだけで
ホント感謝ですよネ。