一つは人間関係。
多くは外部での。
引きこもった結果、家族との人間関係もおかしくなったりしますが。
人間関係がうまくいかない原因が本人の持っている何らかの障害であることもあるというのは否定できません。
知的障害、発達障害など。
しかし、だから引きこもりになるというのは短絡的思考ですね。
障害があることは本人の責任ではありませんし、本人が努力すれば解決するような問題でもありません。
それは「社会」の問題なんですね。
軽度であればなおさら、まともなサポートが事実上「ほとんど受けられない」のが現実だったりします。
（少しづつですがよくなってきていますが）
結果は重い…。
学校、職場、家庭、地域社会などでの引きこもらざるを得ないような環境を排除する取り組みが必要です。
いじめをはじめとする人権侵害等の根絶です。
一部で精神障害が引きこもりの「原因」であるかのような認識がありますが、間違いだと思います。
それは原因ではなく「結果」であったりします。
その上、そのようなケースはほんの少数です。
精神障害に「されてしまう」ことは多いのですが。
引きこもりに対する、学校、地域社会、家庭など社会の認識を変えることがぜひ必要です。