神戸新聞NEWSによると
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 豊岡市は1日、通勤に鉄道やバスを利用する「e通勤」プロジェクトを本格的にスタートさせた。存続が危ぶまれている地域の公共交通機関維持が主な目的で、市職員が率先して乗車率を上げる。自動車利用を減らすことで二酸化炭素削減も狙っており、初日から全職員の3割に当たる約500人が路線バスや鉄道、自転車などで職場に向かった。
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http://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/0002408437.shtml

 豊岡市で地域交通をに担っていた全但バスが、経営難のため、いくつかの路線で撤退したため、豊岡市が、市営バス「「イナカー」を運行していますが、乗車人数1名という場合もあり、存続が危ぶまれる状況にありました。そこで、e通勤を始めることになったようです。
 市では、4月からは職員モニター制度をスタートさせ、自動車通勤からの切り替えを促す具体策を募り、JRとの乗り継ぎをスムーズにする市街地巡回バス(コバス)増発や全但バスのダイヤ変更など、条件整備を進めてきました。
 9月末までにe通勤への全職員へ参加を求めたところ、自動車通勤をやめた245人を含め、507人が「e通勤」に。職場近くにバス停がないなど条件に合わない職員を除くと、7割の職員が取り組むことになったとのこと。

 これが成功するかどうか、今後も見守って行きたいと思いますが、
○市職員から自動車通勤からの切り替えを促す具体策を募ったこと。
○JRとの乗り継ぎをスムーズにする市街地巡回バス(コバス)増発や全但バスのダイヤ変更など、ハード面での条件整備を進めてきたこと。
が、職員の参加を促していると思います。

エコ通勤を目指す他都市でも参考になるのではないでしょうか。
(TK)