画壇を牽引した狩野派

日 時 2019年3月6日(水)13時30分〜15時
 室町時代から明治時代初期までの400年にわたり、
時の権力者の御用を務めてきた画家集団の狩野派に
ついて、その実態等について伺ってきました。
 全国の美術館や寺社等には狩野派で学んだ画家の
作品が数多く見られ、その影響は絶大です。
 さてその狩野派ですが、正に画壇のリーダーであり、
血族を中心に多くの弟子を抱えた絵師集団です。
 初代は狩野祐勢正信(1434〜1530)で、世に出てきた時にはすでに室町将軍の御用絵師でした。

狩野派の代表的な作品としましては、2代目・永仙元信(1477〜
1559)の「大徳寺大仙院障壁画」(写真上)があり、ダイナミックさ
と繊細さが同居しているようなものです。
 また4代目・永徳州信(1543〜1590)の有名な作品に「唐獅子
図屏風」(写真下)があります。
 なお主な組織に「奥絵師」(4家:狩野派の中枢で旗本格)や
「表絵師」(15家:御家人格)等がありました。
 やがて明治時代に入り、絵は学校で学ぶようになり、狩野派は衰退していきました。