関節など痛みの話し

日 時 平成29年6月22日(木)14時40分〜15時40分
 加齢により筋量や骨量とも減ってきて、やがて歩行障害を起
こし、歩けなくなったり、立ち上がれなくなったりいたします。
 まず骨粗鬆症ですが、これは骨強度が低下し、骨折リスクが
増大しやすくなる骨格疾患のことです。
 主な症状は、「背中や腰が曲がる」「身長が縮む」「背中や腰
が痛む」等々です。
 この治療ですが、まずは装器療法(コルセット)や薬物療法で
すが、検査の結果 圧迫骨折などが見つかりますと手術も考えなければならないとのことです。

次に関節の痛みですが、「変形性関節症」はさまざまな原因に
より関節の痛みや腫れが生じ、関節の変形をきたす病気です。
 整形外科では、エビデンス(科学的根拠)に基づいて治療を
行う由にて、手術をすることによって改善する時のみ手術を
勧めるとのことです。
 そして「変形性股関節症」ですが、原因は①太り過ぎ、②使
い過ぎ、③歳のせい等々で、初期は運動療法や薬物療法で、
その後は手術(人工関節)もあるとのことでした。