考えてきたこと 行動経済学以前の話(3)

2014年2月
『定年男のための老前整理』タイトル通り、定年を意識した男性向けに書きました。表紙のデザインも当然、男性向けの黄緑色です。イラストも男性のイラストレーターが描いてくださいました。

2014年4月〜6月 
NHKラジオ第2 ラジオ講座こころをよむ『心を暮らしを軽くする「老前整理」入門』(テキスト)ラジオでの講座はこの時がはじめてで、老前整理について13回お話ししました。本や新聞の読者とは違うラジオを通して、リスナーに老前整理を知っていただきたいと思いました。この時、テキストを書き、毎回40分(CMなしですから)話をすることの大変さを痛感しました。

2014年10月
『老いた親とは離れなさい』唯一、老前整理と違い、介護をする家族のための本です。たまたま編集者からこの企画をいただきました。当時は介護される人についての本が多かったので、介護をする側に立って書きたいと思いました。
なぜなら周囲で働きながら家族の介護をして、倒れる寸前の人がたくさんいたので、共倒れにならないように読んでもらいたいと思いました。表紙はやさしいデザインになりました。

2015年2月
『老前整理のセオリー』初めての新書です。『定年男の老前整理』の単行本よりも、男性には手に取りやすいと思いました。
この本では実家の片づけや空き家問題など、老前整理以前で、働いている男性にとって興味のある問題から取り上げました。

2016年5月 
『老前整理』新潮文庫。2011年の『老前整理』の文庫版です。
ピンクの単行本では楽しいイラストをたくさん入れていただきましたが、対象読者が変わるので、文庫ではイラストなしの文章のみで表紙のデザインも、目につく黄色です。

考えてきたこと 行動経済学以前の話(4)に続きます。