今日の大阪は小雨です。氷雨には間があるようですがうっとおしい天気であることは間違いありません。

そこで今日は美しい鳥をお目にかけようかと。

といっても、花はご近所に咲いていますが、鳥はいるのでしょうけど、目には入らない。

ただし、スズメとカラス、ハトはよく見ます。

わたしが1983年に中国に行ったときに求めた煎紙を少しずつご紹介しようかと思います。

こんな風に本になっています。

タイトルは「百鳥図」 PAPER-CUTS

□15cm位の大きさの写真のような布張りです。

煎紙とは切り紙のことです。

このように1ページに1枚鳥がいます。

写真では細かいところまでわかりにくいかもしれませんが外側の輪郭も切り抜いてあり
1枚の紙から生まれたものです

このような鳥が100で百鳥図です。

絵のどこかに中国名の鳥の名前が入っています。

(私には読めない)

このころの中国は今と全く違いました。

今の北朝鮮ほどではないけれど、国民の生活はかなり制限され、道行く人と旅行者が話をすることもほとんどできませんでした。

工場はほとんど国営でした。

この煎紙など工芸品を作っていた人はどうしておられるのかと思います。

日本でも後継者がなく、伝統工芸の職人さんが高齢化して減っています。

中国の職人さん事情はどうかなと思いつつ、今の中国に行きたいとは思わないので、技術が受け継がれていることを願うのみです。

これからときどきこの美しい中国の鳥をご紹介しようと思います。