(%晴れ%)(%紫点%)(%晴れ%)(%紫点%)

昨夜は新月(%青点%)

北でも南でも、災害を逃れて避難しておられる方々にとっては、月のない闇は不安でしょう(%ショボ女%)

最近明るい話題が少ないし、ということで希望の色は黄色!〜(%音符2%)(%黄点%)

写真は友人Fさんが送ってくれた「ユウスゲ」の写真(%星%)
夕方から咲く百合だそうです (%ニコ女%)(%黄点%)(%ニコ女%)

今朝の新聞で、国立がんセンターの臨床研究が発表されていました。
血液1滴で13種のガンの早期発見がいずれ可能になるという記事です。

スゴイ! 人間ドックであれこれ検査しなくても済めば・・・と思いました(%ニコ女%)

ここでミステリー好きの想像力がむくむくと働き、だれかの血液1滴とれば、この人の寿
命(がんとか)がわかり、保険を掛けるとか、脅すとか。

血液のサンプルを他の人のものに取り換えるとか。

殺人現場に残った犯人の血で、犯人は肝臓がんだから酒飲みで、プラス前立腺がんを患っている男だ! な〜んて、いろいろ物語をつくってしまいます (%ニコ女%)

夢のような話がどんどん実現していくのだなと思います(%音符2%)

そこでがん検診について、最近読んだ本で驚いたこと (%ショック女%)
がんは早期発見がすべてだと思っていましたが…。

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(%ノート%) ゲルト・ギーゲレンツァー『リスク・リテラシーが身につく統計的思考法』ハヤカワ文庫(写真)

本書のp92 「乳がん検診についての5つの誤解」のうち3つほどあげておきます(%エンピツ%)

Q 早期発見で死亡率が下がるのですか?

A すべてのがんで下がるとは限りません。
 早期発見は死亡低下につながる可能性もありますが、必ずというわけでは
ないのです。
たとえば効果的な治療法がなければ、早期発見は死亡率に影響しません。
その場合には、早期発見は余命を延ばすのではなく、ただ患者ががん と
 意識しつつ生きる時間が長くなるだけでしょう。

Q すべての乳がんが進行するのですか?

A いいえ、乳房X線検査では「非浸潤性乳管がん」と呼ばれるものも発見さ
れます。
若い女性の場合、検診で発見されるのは大半がこの非浸潤性乳管がんで
す。
このがんの臨床的な経過は充分に理解されていないのですが、半数以上
 は進行しません。

Q  早期発見は常に有効なのですか?

A  いいえ。たとえばがんが進行していなかったり、進行が早くて生活に何も
影響を及ぼさない場合には、早期発見しても当人にとって良いことでは な
いでしょう。
むしろ、利益がなくて苦しむだけかもしれません。たぶん、乳房切除や乳
腺腫瘤摘出と放射線照射などの侵襲性の治療を受けることになり、生活
の質は大幅に低下します。
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私には医学的知識がないので、この本の記述がすべて正しいかどうかわかりません。
また、情報は何もかも鵜呑みにしてはいけない。

もちろん、この本も、私の書いていることもです。
物事にはメリットもあればデメリットもあるし、見方が変われば評価も変わる。

また個人の事情により判断が変わるということを頭の隅に置いておくことも必要だと思いました(%ニヤ女%)

(%晴れ%)(%紫点%)(%晴れ%)(%紫点%)