能勢町立久佐々小学校里山体験学習報告

2015.7.2(木)
(%晴れ%)(%くもり%)3年生31名、中学生1名(特別参加)、先生3名を迎えました。
9:00〜10:10バス学校出発、スタッフ準備(トイレテント2基設営など) 
バス到着(9:40)、児童出迎え、炭焼き窯見学、児童会場に移動、トイレ
10:10〜10:30挨拶、お話「北摂の里山と池田炭」、児童班分け(2班)、スタッフ紹介
10:30〜11:151班:クヌギ林探訪&作業体験、2班:オオスズメバチトラップづくり他
11:15〜12:001班:オオスズメバチトラップづくり他、2班:クヌギ林探訪&作業体験
12:00〜12:45 昼食
12:45〜13:20 菊炭のクラフト(壁掛けづくり)… 全員
13:20〜14:30 丸太切り・皮むき・竹切り … 全員
14:30〜14:45 集合、木の二酸化炭素吸収量算出、感想、移動後バス出発

(%ニコ男%)(%ニコ女%)クヌギ林探訪&作業体験
・萌芽枝の長さ測定 … 伐採後1.5年と2.5年経過したクヌギの萌芽枝の長さを測定した。児童達は1.5年で2m程度に2.5年で3m超に成長した萌芽枝の成長の早さに驚いていた。
・台場クヌギの見学 … 大きな洞の空いている台場クヌギを見学した。児童達は大きな洞に順番に入って喜んでいた。木は皮があれば生きていけるということが良く理解出来たようである。
・草刈り … 草刈り場所に移動し実演指導後、鋸鎌で草刈り(ネザサ刈り)を行った。元気にどんどん刈り取る子、手間取る子、様々であったが全員楽しそうに熱心に取り組んでいた。

(%ショック男%)(%ショック女%)オオスズメバチトラップ作り、取り付け、捕獲数計数、寸法測定
・ハチトラップ作り&取り付け … 2Lペットボトルのウエブ2か所に小孔(縦2cm、横1cm)を形成し、トラップ液(清酒:300cc、酢:100cc、砂糖:100g)を調合した。小穴の形成はスタッフが行い、トラップ液の調合とペットボトルへの注入は児童が3人1組になって行った。ハチトラップは合計10個作成し、スタッフと児童とでPPロープを使ってクヌギの枝に取り付けた。児童は興味深そうな様子で熱心に取り組んでいた。本日捕獲したオオスズメバチの総数は51匹で、大きさは最大5cmであった。

(%とんかち%)(%とんかち%)菊炭クラフト(壁掛けづくり)
今回、菊炭をさらに強く印象づけるため、児童に菊炭を使った壁掛けづくりに挑戦してもらった。児童達は菊炭のスライス片や細長い炭片をフレームに貼り付けて各自個性豊かな素晴らしい壁掛けをつくった。スライス片や炭片はスタッフが予め切断して用意したものであり、フレームは購入品である。先生にもつくってもらったが先生も児童も夢中になって壁掛けづくりに取り組んでいた。

(%左足%)(%右足%)丸太切り、皮むきおよび竹切り
ヒノキの丸太と竹を台に載せ、壁掛けづくりの終わった児童から丸太切りを行った。児童達は夢中になって丸太切りに挑戦した。太い丸太に挑戦する子も多一人で5回挑戦した子もいた。いつも感じることであるが丸太切りには人の本能に訴えるものがあるようである。児童達は自分で切ったヒノキの皮むきにも挑戦した。真っ白い濡れた木肌が現れると、木肌を頬に当てて冷たいと叫んでいた。木の皮の直下に水や養分の通る道があることが良く理解出来たようである。年輪を数える児童もいた。児童達は楽しそうだった。
(%エンピツ%)好天に恵まれ、元気な子ども達と楽しい時間を過ごすことができた。子ども達の感想では丸太切りが一番人気であったが、全部楽しかったですかとの問いかけにも全員手を挙げてくれた。本日の体験は児童達の心に里山の素晴らしさを深く刻みつけたものと思われる(%エンピツ%)