池田市立秦野(はたの)小学校・H25年度里山体験学習

2013.8.3(土) 
(%赤点%)(%赤点%)エコクラブの生徒(4〜6年生)24名、先生2名、保護者3名の計29名を、菊炭クラブスタッフ10名が迎えました。いつものように炭焼き窯見学後、坂道を登って牧クヌギ林へ。挨拶、スケジュール説明、里山や池田炭の話ののち、クヌギ林探訪が始まります(%音符1%)(%音符2%)
——牧クヌギ林のシンボルである台場クヌギを見学したが、生徒達の関心は、この台場クヌギそのものよりも、枝に止まっている大きなヘビに集まった。全長2m近い大ヘビだった。樹に登っているのでアオダイショウと思われるが、当地でこれ程の大ヘビに出会うのは初めてである(代表の報告より)——

(%緑点%)(%緑点%)本日の子供達のメインは何と言っても昆虫採集だった。手に手にいろんな大きさ・形の虫籠をしっかりもって、昨年同様、「碧水塾の大倉先生」をお迎えした。大倉先生の『カブトムシやクワガタムシを取る秘訣は・・・』の始まりに、あれだけ騒がしかった子供たちが静まり返った。『一番カブトムシが多くいるところはどこだと思いますか?』の質問に真剣に考える子供達。でも実は先生が受けを狙って、『答えはデパートです』といっても、反応はイマイチ。実は、子供達はそれほど真剣に耳を傾けていました。
——本日、捕獲された昆虫類はカブトムシやミヤマクワガタなど16匹であった。数匹捕る生徒もいれば、全く捕れない生徒がいるなど片寄りがあったが、捕れない子もそれなりに楽しそうだった(代表の報告より)——

(%紫点%)(%紫点%)昼食もそこそこに、生徒達はハンモックで遊んだり、焚き火に焚き付けを投入したりして遊んでいました。きっと、子供達の日常の生活場面に、こういう機会がないのでしょう(%音符1%)(%音符2%)
(%ハート%)次に、オオスズメバチトラップの作製、および取り付けに挑戦してもらった。3人1組で、2Lのペットボトルに混合した”トラップ液”(清酒300mL、酢100mL、砂糖100g)を入れ、上部に2箇所の入り口を形成。合計10個のトラップをクヌギ林に取り付けた。まるでオオスズメバチのごちそうを作るように、特に男子生徒の熱しんな取り組みに感心した。(%ハート%)

(%青点%)(%青点%)最後は、毎回、生徒達も先生も興奮する”丸太切りと皮むき”イベントである。
 ——丸太切り用台を4セット設営し、ヒノキの丸太を台に載せ両側から丸太切りを行った。生徒はほとんどが5,6年生だったため、いつもの3年生の丸太切りよりも力強く太い丸太をどんどん切っていった。生徒たちは夢中になって何回も何回も丸太切りに挑戦していた。丸太切りには人間の本能に訴えるものがある。切ったヒノキの断片の皮むきを行った。皮むきした白い木肌に触って冷たさを感じてもらった。皮の直下に水や養分の通り道があることは体感できたようである。乾燥して皮が剥けないヒノキが混じっていた。反省点である(代表の報告から)——

(%くもり%)(%くもり%)去年に引き続き参加した生徒さんも見られ、今年も楽しいひと時をご一緒できたことに感謝します(%くもり%)
ところで、クヌギ林は、野の花の宝庫でもあります。少し早かったようですが、キツネノカミソリが咲き始めていました。下草刈りで刈り取ってしまわないように、群生地にはロープを張って保護しています。、見事に咲き誇る様子を見落とさないようにしなければ・・・・また、ホオヅキのみられるエリアもあります。可憐な花はまるで疲れた山作業を癒す御褒美のようです。(%CD%)(%CD%)(%CD%)