冬が押し迫って参りました。
早くもインフルエンザ流行の兆しがあるようですので、うがい・手洗いを心掛けたいところですね。

ニュースでは連日、米韓大統領絡みの話題が続いています。
特にトランプ氏については醜聞が多く、当選を不思議に感じる方も多いのではないかと思います。
私はメディアを見ている限りでは、トランプ氏がヒラリー氏と拮抗するほどの支持を得られるような納得のいく理由は見つけられませんでした。
これは日本だけの事情かと思いきや、本国アメリカではメディアが公式にヒラリー氏を支持していた事もあり、この傾向にはより拍車がかかっていたようです。

それでもトランプ氏が当選した、という結果をどう捉えるかは様々です。
私個人としては、あくまでもメディアの影響力という観点から見た時には、ネットの強靭さが表出した一つの例としてこの結果を見ています。
日本でもマスメディアの論調とかけはなれた主義主張は、ネットを通じて広がる傾向にあります。
これまではこのような主張は、ネットに限られた流言、ともすればノイジーマイノリティとも捉えられがちでした。
ですがネットは非常に個人に密着したメディアです。
構造的に個人個人の中で影響力を増していくようになっていると言っても過言ではなく、追いつくのは時間の問題だったのではないでしょうか。
特に生まれた時からネットと接触している世代では顕著です。
日本では少子高齢化に伴って、この変化は世界でも最も遅く訪れている部類だと思われますが、それでも確実に迫ってきている変化だと私は見ています。

これまでの歴史でも、情報通信網の変化は人の価値観を大きく変えてきました。
今もまた変革期にあるのかもしれません。
しかしいつの世も、最終的に判断するのは自分自身という事で、気を強く持ちたいものですね。

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